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2018/12/9  1:12

辻邦生さんの「春の戴冠」を読み終えました  読書人(4.23は本の日)
 日付が変わって辻邦生さんの「春の戴冠」ついに読み終えました。
 全4巻のロシアの長編小説にも匹敵する大作です。
 内容はイタリア・ルネサンスの絵画の巨匠、ボッティチェリ(サンドロ)を親友の古典学者フェデリコが回想し、コシモ、ロレンツォ、ジュリアーニをはじめとするメディチ家の人々、そしてカッターオネ夫人やその娘のシモネッタ・・・「メディチの春」を支えた人を中心に、その栄光と衰退を描いた作品です。
 サヴォナローナ・ジロラモについても、春の終わりを描くかのように書かれていました。

 1巻がなかなか読み終わらず、新潮社のボッティチェリの画集を買い見ながら読み出してから勢いがつきました。

 1巻の読了が11月26日で読み終えたのが12月9日ですから、いかに勢いがついたかわかります。

 平日は疲れていてあまり進まなかったので、自分でもびっくりしています。
 
 私はあまり辻邦生さんには関心がなかったのですが、北杜夫さんと旧制松本高校の同窓生だったそうであり、著書で何回かふれられていたので関心を持ち、それで読む気になったしだいです。

 北杜夫さんが少年漫画家のようであるならば、辻邦生さんは少女漫画家のような作風の方です。
 北杜夫さんのような力強さはないですけど、とにかくエレガントな小説を書かれます。
 「春の戴冠」の前に初期の作品の「廻廊にて」、「夏の砦」を読んでから進みました。
 この初期作品はロシア系の女性画家、北欧のタペストリーに魅せられた日本人の女性タペストリー作家が描かれています。
 同じように親しい人が回想する形で書かれています。

 なぜイタリアで文化の頂点に立っていたフィレンツェが、一人のドミニコ派修道士にすぎないサヴォナローナ・ジロラモに騙されたのか、以前魔女狩りに関する本を読んで、魔女狩りが理性による科学の発展により克服されたことを読みました。

 フィレンツェはたしかに、学問と芸術では世界の頂点に立っていた。
 しかしまだまだ科学の発展は十分ではなく、人々は多くの迷信に支配されていた。
 そのせいではないか?
 理性の光は、迷信の暗黒に弱いものだとあらためて思った。

 この作品は伝統ある文芸誌の「新潮」に長期掲載されたそうですが、巻を進めるにつれてわざとらしいもってまわった言い方がなくなり、無駄を削ぎ落としたような洗練された文になっていくことに、微笑ましいものを感じた。
 文芸ファンが感想を述べる中で文が磨かれていったでしょう。

 私は小説家と漫画家を比べる時、絵を描けるぶん漫画家の方がすごいのではないか?と考えがちでした。
 しかし文で表現をする才能と、絵で表現する才能はまったく別なのだそうです。
 そして人の思想や感情を表現するのは、文の方が優れている。

 文ばっかりのこのブログも無価値ではないと思いました。

 交通事故後遠出ができないので、休日は家で本を読むことが増え異常な量を購入しています。

 まるで中毒のようで、収まってほしいと思っています。

(修正)
 同級生というより同窓生と書いた方が正確なようです。
 すみません。

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2018/11/17  3:53

わがままな父の娘殺し  読書人(4.23は本の日)
 「殺人評論(下川耿史著 青弓社)」に出てきた、「名古屋・実父による保険金殺人事件」ついてです。
 57歳の生活力のない父が、20歳の実の娘に高額の生命保険をかけ殺害した事件です。
 ただ殺害したのは、暴力団から紹介された53歳と48歳の二人の盗人コンビです。

 この父親は岐阜県の農家の生まれだそうだが、末っ子ということで甘やかされて育ち、貧しい家にもかかわらず工業学校を出してもらった。
 しかしきちんとした就職はできず、転職を繰り返していた。
 特に離婚後は娘二人と名古屋の市営住宅に、7・8年の間に34回も転職するすさまじさだった。

 彼の性格の特色は逮捕された時に係官に語った以下のことばに集約できる。

 「両親は自分のいうことなら何でも聞いてくれた。しかし妻や娘たちは聞いてくれなかった・・・・・」と語ったのだ。

 長女は高校まで卒業してしばらく家に住んでいたが、父親が自分に多額の生命保険をかけようとするのに疑問を持ち問い詰めたところ、何もこたえず異様な目つきで自分を見たので危険を感じ家出した。

 そのため次女をターゲットにした。
 次女は中学で非行に走り、高校を一週間で退学してしまった。
 その後パチンコ店に勤務し、家を出てマンションや会社の寮に住み懸命に働いた。
 そして20歳になり24歳の婚約者ができ、正月明けに結婚するつもりだった。
 非行少女だった時に迷惑をかけた父への愛情は深く、保険金殺人のターゲットにされたあと、再三父に狙われ入院することもあったにもかかわらず、「いつか子供の時に私をかわいがってくれた父に戻ってくれる」と信じていた。

 長女は次女の命に不安を感じ、「このままでは父に殺される。父の手の届かないところに逃げるように」と勧めたが、次女は「父の面倒は、自分が一生みるつもり」と応じなかったそうだ。

 ダメ父は、家で何かあると「妻がいうことを聞かないのが悪い」、職場で何かあると「同僚がいうことを聞かないのが悪い」、そして離婚後にうまくいかなれば「娘たちはがいうことを聞かないのが悪い」と考える人間であり、言うことを聞かないのなら、多額の保険金をかけて殺して金に換えてしまえ」という論理なのだ。

 次女が言うことを聞かなくなり、家に入れる金も少なくなったのは恋人ができたからと考え、暴力団を使って恋人を脅迫し別れさせようとしたが拒否され失敗、二人の絆はますます深くなった。

 逆に父の次女への憎悪も深まり、暴力団の紹介で刑務所から出所したばかりの二人の男を紹介された。
 報酬は普通の殺し方なら生命保険の1/3の2千万円、交通事故に見せかけて殺害に成功したら、自動車賠償責任保険の半額の1千万円を上乗せし3千万円の報酬を出すと約束した。今のお金の価値だとその倍に当たる。

 だが交通事故死は次女の勤務先のパチンコ店まで10数分と近く、パチンコ店から10分ほどの彼氏の家に立ち寄ることがあっても、難しかった。

 そこで木製バットにより殺害しようとしたが、最初は寮の部屋に逃げ込まれ失敗した。
 次の日に再度襲撃したが、盗人の技術で次女の部屋に事前に忍び込み内側から鍵をかけた。
 次女は部屋に入れず、木製バットで惨殺された。

 別れた妻と長女は「やったのはお父さんです」と必死に訴えた。

 半年ほどして捜査当局に盗人コンビの関与が警察に察知され逮捕、そして次女の寮の住所を書いたメモが発見され、ほどなくして実父の関与も自供したため三人とも逮捕された。

 三人が逮捕されたのは、次女が結婚するはずだった正月明けの1月だった。

 本の内容を要約しただけで、詳細は電子図書で読んでいただきたいですが、この父は娘が良縁に恵まれることが、最終的に自分を助けることに気がつかなかった。

 5千万円を得ても、「悪銭身につかず」だったでしょう。

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2018/11/15  22:46

「殺人評論(下川耿史著 青弓社)」での愛知・岐阜の殺人事件  読書人(4.23は本の日)
 「殺人評論(下川耿史著 青弓社)」は1991年発行なので、1980年代の殺人事件を扱ったものが多い、かなり古いことは古いのである。
 その中で2件愛知・岐阜の殺人事件が取り上げられている、1986年に発覚した「岐阜・教師による教え子焼き殺し事件」、「名古屋・実父による保険金殺人事件」です。

 まだ昭和でありバブルが起こる前、日本が高度成長が終わり低成長にあえいでいた頃の話です。

 岐阜のは、華美な生活を送っていた美術教師が、かつての教え子を岐阜市の風俗などで働かせた末、邪魔になり殺害し当初は勤務先美術室の後ろに隠していたが、腐敗臭がひどくなったので焼き殺した残虐な事件だ。

 下川氏がかかわった人の姓が岐阜独特の苗字であるため、岐阜県の閉鎖性が招いた事件ではないかと推測している。

 たしかにこの教師は美術教師の立場を利用し、気に入った元教え子の女性がいると芸術意欲がかきたてられたと言って言葉巧みに近寄り、ヌード写真を撮って脅し肉体関係を持とうとすることを繰り返していた。

 その写真を使って「二・三千万円を出すか特殊浴場で働け」と脅したり、縁談を壊したりするようなことをしていた。

 また暴力団員と付き合い、一晩で数百万円を失うような賭け麻雀までやっていた。

 これだけの非行があれば、同僚が気がつかなかったとは思えない。

 被害にあった元女子生徒の中には、秘かにどこかに相談した子もいたと思う。

 おそらくその情報が学校に伝われば教頭にまず話を持っていき、校長に報告することもあったただろう。

 それがあっても「口外無用」だったのではないだろうか?

 教師と元生徒の恋愛トラブルはありがちなことであるし、本人にそれとなく聞いてみたがまったくの濡れ衣だと言う、学校の恥でもあるので口外せず闇に葬るにかぎるということではないだろうか?

 岐阜は他地域からの人口流入がある程度あり、東北などと比べれば閉鎖的ではない、しかし体裁を取り繕うことを続けた結果、凄惨な殺人事件となってしまった。

 しかしこの美術教師の生まれは大垣市だが、結婚後は名古屋市に住んでいた。
 妻は美容師で自立しており、おそらく単身赴任の夫の生活に関心がなかった。
 被害者は名古屋の美術教師の家の近くの、マンスリーマンションに住んでいた。
 当時はマンスリーマンションが珍しく、その鍵はひじょうに特殊で名古屋市でもそこでしか使われていなかった。
 それが焼殺現場近くに落ちており、それで御用になったわけである。
 
 被害の元女子生徒は、最期に「先生は私の夢もお金も全部つみ取ってしまったじゃないないの、それでもいいから命だけは助けて・・・」と懇願したそうだ。

 今殺害現場となった高校は統合により存在しない、廃校になるまで美術室はどのようにしたのだろうか?
 やはり使用継続は無理だったろう、開かずの教室にしていたのだろうか?

 もう一つの名古屋での事件、離婚し生活力がなく転職を繰り返した父親が、遊ぶ金欲しさに娘二人の保険金殺人を思いつき、長女は逃げられたが次女を仲間の泥棒コンビ二人と協力し殺害したものだ。

 長女は自分に父親が保険をかけようとしていると聞き、ろくにお金がないのにと問い詰めたが、自分を見る異様なまなざしに身の危険を感じ家出同然で逃げた。

 しかし次女は父親を信じ、彼氏との結婚を夢見懸命にパチンコ店で働いていた。

 保険金は次女が支払っていたそうだ。

 これはおそらく名古屋らしい事件なのだろう。

 ただ実名などを書くのは憚られる、死刑にはなっていないようなので、出所し近くにいる可能性もなくはないからだ。

 地方の高校の閉鎖性、それだけは頭に入れないといけないと思った。

(追加)
 この岐阜県の事件であるが、美術教師は日大芸術学部出身の38歳、被害者は22歳、遺体を焼くのを手伝ったのは1年後輩の元看護婦で22歳だった。
 愛知県の事件は父は57歳で娘は20歳だった。 
 愛知県のダメおやじを除けば、こんな荒んだ事件に巻き込まれる年齢ではない。
 愛知・岐阜にはまた独特の閉鎖性があるのだろう。

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2018/11/9  20:54

「殺人評論(下川耿史著 青弓社)」を読んだ  読書人(4.23は本の日)
 ちょっと危ない本ではあるが、下川耿史(しもかわこうし)著の「殺人評論」(青弓社)を読んだ。
 この中にある「少年愛マニアの死体愛好事件」、一般的には少年誘拐ホルマリン漬け事件と呼ばれる事件について読みたかったのですが、後半のかなりの部分が連続強姦殺人事件の大久保清の手記に頁が割かれていた。

 これはアナーキストの大島英三郎が、大久保清という人間に興味を持ち、面談などをした結果として大久保清が送ってきたものだのだそうです。

 まあ自分勝手な嘘だらけの話が続きますが、自らを社会の犠牲者と位置づけ世間からの同情をかい、何とかして死刑執行を免れようという意志から出たものだと思います。

 自分を猫かわいがりした両親には「父母様」と書いて甘える一方、自らの減刑に協力してくれない次兄と、元妻への恨み節がえんえんと書かれています。

 まあ自らの心理面への描写も見られないし、身勝手な殺人者の供述だと思います。

 ビートたけし主演のTBSのテレビ映画、「昭和四十六年 大久保清の犯罪」は何回か再放送されたが、ほんの一部しか見たことがない。

 犠牲者の女性が「あなた本当は何やってるの?」と笑いながら聞いたら、北野武さんがあの無表情な顔で「人殺しだよ」と言って女性に襲いかかったところで、怖くてチャンネルをまわしてしまいました。

 確認するとあれは最後の方、女性は胸を見せながら話していたのですね。

 刺激的な場面だったから、チャンネルまわしていたところで停まったのかな。

 少年愛マニアの殺人事件については、ネットで読んだところから新しいことはなかったのですけど、他の殺人事件のことと合わせて、精神異常者、人格障害者という存在についてあらためて考えさせられました。

 子供の頃の自分が、いかに危険な相手に襲われたのかも、考えさせられました。

 あそこまで危険ではなかったと信じたいですけど。

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2018/11/3  23:27

鎮痛剤の話は「君は山口高志を見たか 伝説の剛速球投手」(鎮勝也著 講談社)で読んだのだった  読書人(4.23は本の日)
 村山実さんがセデスを愛用していた話をどこで読んだのかな?と思い調べていたが、タイガース関係の本をいくら読み返しても見つからない。

 そうしたら、阪急ブレーブスの剛速球投手だった山口高志さんの本から出てきた。

 村山実さんと山口高志さんは同じ関西大学出身、当時まだ現役だった村山実さんはたまに関西大学のグラウンドに足を運んでいた。

 当時の関西大学の達摩省一監督は、村山実さんが所有する芦屋市のマンションに住んでおり、大学2年の時に肩痛に悩まされた山口高志さんは、それについて相談したことがあったそうなのです。

 村山実さんのことばは二つ、「大丈夫。セデスを飲みなさい」だったそうだ。
 もちろんそれだけでよいわけがない、山口高志さんは自分なりに解釈し「投手に肩痛は付き物。気にするものではない。治そうとするんではなく、上手に付き合っていかないといかん。それを村山さんは言っている」と結論づけたそうだ。
 山口には村山が身近な存在となり、急速に憧れになっていく。
 そういう大投手と、いままだ大学生の未来の大投手のすばらしい一時だったようです。
 村山実さんもふざけて言ったわけではなく、ひじょうに後輩に対し優しい含蓄のある表現だったようです。
 村山実さんは関西大学のグラウンドでもひじょうにシャイな人で、ふだんの闘志むきだしの全力投球とはまったく違う、ことば数は少ないがひじょうに誠実な人だったようです。
 これが大スターなのでしょうね。

 私の方は、腰とか右膝とかの古傷はどうしようもないけど、昔から痛みにはいろいろ耐えてきたので仕事とかは何とかできます。

 しかし首の付根というのは少し異質の痛みで、どうも馴れません。

 首を痛めた人が、かなり長い間回復しないのもうなづけました。

 最近休日がくるのが楽しみでなくなりました。

 体が思うように動かないので。

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