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2019/11/4  21:35

若い頃首里城でかいた笑える恥  文化国家(Kulturstaat)
 私の一度だけ首里城に行ったことがあるんです。
 その時に赤面するような恥をかきまして、そのことについて書いてみます。
 もう時効ですからね、包み隠さず書いてみます。

 2000年(平成12年)に、全国図書館大会が沖縄県でありました。
 大会テーマは「万国津梁の邦沖縄から21世紀へ飛翔 〜図書館の夢を翼にのせて〜」でした。
 当時はITをどう活かすかというテーマがありました。
 そのことが多かったのですが、場所は沖縄県・・・私も「そんな遠くへの出張は認めない」と言われ激論をかわし、やっと認められてきたのですが、中には認められず自費で沖縄県まで来た人もいました。

 沖縄県でこれだけの規模の全国大会が開かれたのがはじめてということで、稲嶺惠一沖縄県知事も代理ではなく本人が挨拶と激励に来られました。
 また当時は北朝鮮と韓国の雪解けが進みつつあり、北朝鮮と韓国の図書館協力の覚書の発行をしていました。
 おそらく日本が仲介をし、沖縄県で発行したのだと思います。

 あ・・・言い忘れました。
 この時は私のしごと館準備の担当司書をしていました。
 分科会は児童図書館の分科会に出ました。

 それは名前ははっきり知らなかったのですが、アメリカでのキッザニアの成功が私達にも知らされており、当時は児童向けの施設にすればよいのではないか?という議論がさかんに行われていました。

 結局激論の中で、児童図書館の分科会に出席し、自分に不足している児童図書館の勉強をしてきたいということを条件にして、出張を許可されたのです。

 上野の国際子ども図書館の開館は、次の年の1月に迫っていました。

 それなりに勉強しましたが、児童図書館分科会は沖縄県独特の苗字の、子供好きそうな若く美しい女性が多くすっかりてれてしまいました。

 沖縄県立武道館が主会場でした。

 1日目は同じ公園内に護国神社があったのでお参りしました。

 本土復帰の時の総理大臣佐藤栄作の名がありました。

 10月末なのに、国際通りのビジネスホテルまで歩いたら股擦れができてしまい、暑いんだなあと思いました。

 首里城に行くつもりはなかったのですが、たぶん二日目・・・琉球大学図書館報の資料を見ると、朝からみっちり分科会で勉強し9時30分〜16時までとなっています。

 分科会が終わり飛行機に乗るまで時間がある、ふと「タクシーに乗れば首里城を見て帰れるのではないか?」と思いました。

 仕事時間中に観光などもっての他では?と言われそうですが、当時は私のしごと館を観光資源としてどう活用するか?という大問題があり、観光地を空いている時間を使い観光資源を見に行くことがあったのです。

 関西ですと、図書館以外に東映太秦映画村とかも行きましたよ、交通費や入館料負担はもちろん自腹です。

 再建したばかりの首里城は、巨大建築物ということもあり、実際に見てみてどれくらいのインパクトがあるのか感じたかったのです。

 行ってみて、すごいインパクトがあり深く感動しました。

 極彩色の真っ赤な朱色の空間、まるで南国の太陽の中にいるようでした。

 そして本土とは違う特有の石垣の積み方や空間の作り方、何もかもがすばらしかった。

 そこでうっとりしていて、少し我を失っていたのかもしれません。

 タクシーの飛び乗り尿意を我慢していたのを思い出し、あわててトイレに入りました。

 真っ赤な空間の中にずっといたので、ピンク色の空間に何の違和感も感じず飛び込んでしまいました。

 かなり広いトイレで、中ほどに入った時に女子トイレであることに気がつきました。

 あわてて出ようとすると、団体の女性集団の大勢の声が聞こえました。

 全身から血の気が引きました。

 あわてて女子トイレの個室に飛び込みました。

 血の気が引き尿意も引きました。

 「あらここ空いてないのね」と外から言われた時は、ことばを発しないようにこらえました。

 団体さんなので長く留まることはないという読みは当たり、静かになったところで個室から出ました。

 もちろん若いので、女子トイレの個室で用を足すような図々しさはありません。

 出口で団体さんが遠く離れいなくなったことを確認し、横の男子トイレに飛び込みようやく目的を達しました。

 出口で顔を出した時に、掃除のおじさんと20mほど離れて目が合って「そんなところで何をしているんだ!」という顔をされましたが、私が男子トイレに青ざめた表情で飛び込んで行ったので、事情は察してくれたようで「ああなるほど♪」という顔をされました。

 ずっと真っ赤な空間にいたので、ピンク色の空間に移った時に何の違和感も感じなかったのです。

 とんだ恥をかいてしまいました。

 静かな夕暮れ時の首里城を散策し、空港へと向かい日本エアシステムの飛行機で帰りました。

 午後遅くの、首里城の静けさも印象に残っています。

 今調べると台湾桧と赤漆の世界だったのですね、首里城は日本では珍しい支那の影響を受けた城だと聞いていたので、それも確認したかった。

 しかし実戦を想定した城というより、むしろ極彩色で目立つ美しい建物を建てることで琉球王尚氏の権威を示したように感じられ、のんびりした印象を受けました。

 たった2日間なのに、ひじょうに印象に残った時間でした。

 沖縄サミットは同年の7月ですから、この年は本当にいろいろあったのですね。

 首里城は沖縄県の復興と平和の象徴、それが焼けてしまった。

 しかも放火の疑いもあるという。

 悔しいです。 

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タグ: 文化 芸術 美学

2019/11/4  1:44

「美しい人」には「心」も含まれると思うが  汽船(エッセイ)
 最近「人間は見た目が9割」とかちょっとした流行ですけど、あまり信じられてはいないようですね。

 たしかに不快と不潔とか、人を嫌な感じにさせる人は人間関係もうまくいかないかもしれませんが、見た目よりも大事なのはやはり「心」だと思います。

 美男や美女、あるいは美人と言われる「美」の中で、一番の比重を占めるのはやはり「心」ではないでしょうか。

 美人でも性格が悪すぎると美人とは言われませんし、イケメンでも卑しい根性が知られると一気に人気が低下してしまうことがある。

 やはり「美しい人」は「心」が大事なのではないかな?

 歳をとるとやはりそう思う。

 バブル時代あたりからあまり「心」は重視しなくなったけど、やはり大事だと思いますよ。

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タグ: 仁愛 汽船 エッセイ


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