2018/8/25 20:14
昔の高校野球の速球投手と今の速球投手の速球のスピードははそんなに変わらない! 心氣体(fitness)
最近の高校野球のスピード表示を見ながら、首をひねりながら見ていた。
昔と球速がそう変わった感じがしないのに、140キロ以上がポンポン出る、全体のレベルが上がっているようには感じるが、ある投手で同じような速球が続いて片方が127キロ、片方が137キロと出た。「これは初速を測る時にボールではなく、指先のスピードを測っているな」と思った。
高校野球もスピードガン表示がはじまった時は130キロ前後で、「だいたいこのぐらいだろう」と思えた。
ところが・・・おそらくより速い速度表示を出した方がゲームが盛り上がるせいだろう。
より指先に近いところを測って、結果として指先のスピードを測ってしまっているのだ。
そのため背の高い腕の長い投手がスピードが出やすく、小柄な投手ほどスピードが出にくい。
球場により微妙にスピード表示も違うとなると、これは目で見て判断した方がよさそうである。
江川卓の高校時代を覚えていない私から見て、これまで一番速いストレートを投げていたと感じるのは、二年生の時の桑田真澄投手だ。
あの時、特に享栄戦は圧巻だったがほとんどストレートだけで通用した。
それでもスピードは最高146キロか147キロだった。
おそらく今だと157キロくらいは出ていたと思う。
松坂大輔も今の速度表示だと、160キロ前後で出ていたのではないか?
あの頃は今よりも精度が悪く、マウンド上の大雑把な計測で指先にこだわっていなかったと思う。
今だと初速を測るとどうしても指先を測ってしまう、実際韓国の表示で180キロ以上出てしまった投手もいるそうだ。
ここまである意味いい加減だと、目で見た方が信用できると思う。
吉田輝星投手を見ながら、桑田真澄投手が二年生の時に決勝戦で当たった、取手二高校の故石田文樹投手とだいたい同じくらいかなと思い見ていた。
実際映像で見比べるとそんな感じがする。
吉田輝星投手の方がバックスピンがかかっているため、より三振がとりやすいとは思います。
たしかにスポーツ科学の進歩で豪速球のメカニズムが解明され、そのため速球投手の育て方が進歩した。
だが投手の速球は地肩によるもので、トレーニングをしても届かないものがある。
球場のスピードガン表示は、あまり信用しない方がよいと思う。
(日本経済新聞 大谷は本当に史上最速? 奥が深いスピードの話 ノンフィクション作家 小野俊哉 2016/11/27 6:30)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO09879550U6A121C1000000/
■堀内の初速、推定168〜170キロ
詳細は省く。場所は後楽園球場のブルペン。光電管を使って精密に測定された結果は、ホームプレート上で155.5キロだった。現在のスピードガンは投手の手を離れた直後の「初速」を測定している。ホーム上の球速から堀内の初速を割り出すと168キロから170キロと推定されるのだ。
左腕でも160キロ以上出ていた可能性のある投手がいる。堀内と同時代に活躍した阪神の江夏豊である。江夏はプロ2年目の68年にシーズン401奪三振の世界記録を樹立した。340奪三振を記録した70年、1秒間で120コマ撮れる改造カメラで投球を撮影してみると、球速は155.5キロだったという(撮影日は不明)。ただしこれはバッテリー間の平均球速。カメラの作動精度などが不明なので断定はできないが、初速に換算すると162キロ前後という推定が成り立つ。
「沢村栄治は160キロ以上出ていた」
「尾崎行雄や山口高志も負けてはいなかった」
通算400勝を誇る金田正一も速かった。
巨人のゴールデンルーキー長嶋茂雄を4打席4三振に仕留めた快投はいまも語り草になっている。
第3打席で空振り三振を奪ったのは高めストレート。その映像から初速を割り出すと、少なくとも162キロというのが私の推定計算である。
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昔と球速がそう変わった感じがしないのに、140キロ以上がポンポン出る、全体のレベルが上がっているようには感じるが、ある投手で同じような速球が続いて片方が127キロ、片方が137キロと出た。「これは初速を測る時にボールではなく、指先のスピードを測っているな」と思った。
高校野球もスピードガン表示がはじまった時は130キロ前後で、「だいたいこのぐらいだろう」と思えた。
ところが・・・おそらくより速い速度表示を出した方がゲームが盛り上がるせいだろう。
より指先に近いところを測って、結果として指先のスピードを測ってしまっているのだ。
そのため背の高い腕の長い投手がスピードが出やすく、小柄な投手ほどスピードが出にくい。
球場により微妙にスピード表示も違うとなると、これは目で見て判断した方がよさそうである。
江川卓の高校時代を覚えていない私から見て、これまで一番速いストレートを投げていたと感じるのは、二年生の時の桑田真澄投手だ。
あの時、特に享栄戦は圧巻だったがほとんどストレートだけで通用した。
それでもスピードは最高146キロか147キロだった。
おそらく今だと157キロくらいは出ていたと思う。
松坂大輔も今の速度表示だと、160キロ前後で出ていたのではないか?
あの頃は今よりも精度が悪く、マウンド上の大雑把な計測で指先にこだわっていなかったと思う。
今だと初速を測るとどうしても指先を測ってしまう、実際韓国の表示で180キロ以上出てしまった投手もいるそうだ。
ここまである意味いい加減だと、目で見た方が信用できると思う。
吉田輝星投手を見ながら、桑田真澄投手が二年生の時に決勝戦で当たった、取手二高校の故石田文樹投手とだいたい同じくらいかなと思い見ていた。
実際映像で見比べるとそんな感じがする。
吉田輝星投手の方がバックスピンがかかっているため、より三振がとりやすいとは思います。
たしかにスポーツ科学の進歩で豪速球のメカニズムが解明され、そのため速球投手の育て方が進歩した。
だが投手の速球は地肩によるもので、トレーニングをしても届かないものがある。
球場のスピードガン表示は、あまり信用しない方がよいと思う。
(日本経済新聞 大谷は本当に史上最速? 奥が深いスピードの話 ノンフィクション作家 小野俊哉 2016/11/27 6:30)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO09879550U6A121C1000000/
■堀内の初速、推定168〜170キロ
詳細は省く。場所は後楽園球場のブルペン。光電管を使って精密に測定された結果は、ホームプレート上で155.5キロだった。現在のスピードガンは投手の手を離れた直後の「初速」を測定している。ホーム上の球速から堀内の初速を割り出すと168キロから170キロと推定されるのだ。
左腕でも160キロ以上出ていた可能性のある投手がいる。堀内と同時代に活躍した阪神の江夏豊である。江夏はプロ2年目の68年にシーズン401奪三振の世界記録を樹立した。340奪三振を記録した70年、1秒間で120コマ撮れる改造カメラで投球を撮影してみると、球速は155.5キロだったという(撮影日は不明)。ただしこれはバッテリー間の平均球速。カメラの作動精度などが不明なので断定はできないが、初速に換算すると162キロ前後という推定が成り立つ。
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通算400勝を誇る金田正一も速かった。
巨人のゴールデンルーキー長嶋茂雄を4打席4三振に仕留めた快投はいまも語り草になっている。
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2018/8/22 7:44
高野連は吉田輝星の侍ポーズにも難癖をつけていたそうですけど 心氣体(fitness)
東北のチームが活躍すると何かと難癖をつけたがる高野連ですが、吉田輝星投手の侍ポーズにも難癖をつけ、自粛を要請していたそうです。
些細なことですけど、こういったこともけっこう集中力に影響が出ます。
ここでもアマチュアとプロは違うと言い出している。
後味悪いですね。
(2018.8.21(火) ロケットニュース 金足農「吉田投手の侍ポーズ」を高野連が自粛要請 → 何がダメなのか高野連に聞いてみた結果…)
https://rocketnews24.com/2018/08/21/1105106/
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些細なことですけど、こういったこともけっこう集中力に影響が出ます。
ここでもアマチュアとプロは違うと言い出している。
後味悪いですね。
(2018.8.21(火) ロケットニュース 金足農「吉田投手の侍ポーズ」を高野連が自粛要請 → 何がダメなのか高野連に聞いてみた結果…)
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2018/8/21 22:46
やはりストレートは伸びなのですね 心氣体(fitness)
吉田輝星(よしだこうせい)投手・・・今日も球速は出ていたと思います。
しかし疲労で握力がなくなってきていたせいか・・・ボールにいつもの伸びがありませんでした。
最近の高校生で140キロ以上を投げる投手は増えましたが、初速なので伸びとか無視すれば腕の振りでスピードを出せるので、際限なくスピードは出るのだそうです。
問題はボールの伸びや、リリースポイントの問題などです・・・つまり「ボールを速く見せる技術」です。
江夏豊さんらはそのあたりに長けていました。
140キロ以上投げているのに、プロで通用しない投手がいるのはそういう理由だそうです。
昔の新野高校の生田哲也投手は大会一の豪球投手と言われましたが、スピード表示は140キロ弱でした。
スピード以上にキレがいい、そのあたりなのでしょう。
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しかし疲労で握力がなくなってきていたせいか・・・ボールにいつもの伸びがありませんでした。
最近の高校生で140キロ以上を投げる投手は増えましたが、初速なので伸びとか無視すれば腕の振りでスピードを出せるので、際限なくスピードは出るのだそうです。
問題はボールの伸びや、リリースポイントの問題などです・・・つまり「ボールを速く見せる技術」です。
江夏豊さんらはそのあたりに長けていました。
140キロ以上投げているのに、プロで通用しない投手がいるのはそういう理由だそうです。
昔の新野高校の生田哲也投手は大会一の豪球投手と言われましたが、スピード表示は140キロ弱でした。
スピード以上にキレがいい、そのあたりなのでしょう。
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2018/8/21 20:11
健闘を心から讃えます!金足農業高校さん惜しかった! 心氣体(fitness)
仕事をしていたので試合は見ていませんし、帰ってニュースを見ただけです。
やはり大阪桐蔭高校の西谷浩一監督の作戦は、金足農業高校が決勝戦の雰囲気に馴れる前に攻略することでした。
昨日・・・甲子園のある西宮市の気温を深夜見たら、いまだ30℃を超えていました。
岐阜のあたりも涼しい空気が入ってきていましたが、甲子園球場はあまりにも暑い。
もう少し涼しければ金足農業高校にもチャンスがあると思いましたが、吉田輝星投手も疲労と暑さの中、ついに限界に達してしまいました。
残念ですけど、大阪桐蔭高校の作戦勝ちだと思います。
結果として13対2と大差がついてしまいましたけど、今きっとテレビで試合を見て悔し涙を流しているみちのくの男子(おのこ)がいる、その子がきっと深紅の大優勝旗を持ち帰ってくれるだろうと思いました。
ワールドカップでも準優勝したクロアチアのルカ・モドリッチ選手が一番印象に残りましたが、甲子園のパロンドールは間違いなく吉田輝星投手です。
そして3年生は10人しかいないという金足農業高校のナイン。
34年前のチームにも決して劣らない好チームでした。
横浜高校も大垣日大高校も、ああいうチームと戦って負けたのなら仕方がない。
すばらしい好投手であり、素晴らしいチームでした。
深紅の大優勝旗にも匹敵する準優勝という戦果を、秋田に持ち帰ってください。
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やはり大阪桐蔭高校の西谷浩一監督の作戦は、金足農業高校が決勝戦の雰囲気に馴れる前に攻略することでした。
昨日・・・甲子園のある西宮市の気温を深夜見たら、いまだ30℃を超えていました。
岐阜のあたりも涼しい空気が入ってきていましたが、甲子園球場はあまりにも暑い。
もう少し涼しければ金足農業高校にもチャンスがあると思いましたが、吉田輝星投手も疲労と暑さの中、ついに限界に達してしまいました。
残念ですけど、大阪桐蔭高校の作戦勝ちだと思います。
結果として13対2と大差がついてしまいましたけど、今きっとテレビで試合を見て悔し涙を流しているみちのくの男子(おのこ)がいる、その子がきっと深紅の大優勝旗を持ち帰ってくれるだろうと思いました。
ワールドカップでも準優勝したクロアチアのルカ・モドリッチ選手が一番印象に残りましたが、甲子園のパロンドールは間違いなく吉田輝星投手です。
そして3年生は10人しかいないという金足農業高校のナイン。
34年前のチームにも決して劣らない好チームでした。
横浜高校も大垣日大高校も、ああいうチームと戦って負けたのなら仕方がない。
すばらしい好投手であり、素晴らしいチームでした。
深紅の大優勝旗にも匹敵する準優勝という戦果を、秋田に持ち帰ってください。
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2018/8/20 20:34
甲子園の東北勢準優勝の呪いは解けるのでしょうか? 心氣体(fitness)
明日は大阪桐蔭高校対金足農業高校との決勝戦となった。
明治神宮野球大会などでは何度も優勝している東北勢ですが、数えきれないほどの準優勝を甲子園では続けています。
100回記念大会で呪いは解けるのでしょうか?
地の利もあるし大阪桐蔭高校が有利でしょう、しかし初優勝への勢いがあればあるいは。
大阪桐蔭高校の名将西谷浩一監督は、どのような作戦を立ててくるのか?
金足農業高校の勝利の可能性があるとすれば、最後まで攻め続けることでしょう。
よい試合になってほしいと思います!
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明治神宮野球大会などでは何度も優勝している東北勢ですが、数えきれないほどの準優勝を甲子園では続けています。
100回記念大会で呪いは解けるのでしょうか?
地の利もあるし大阪桐蔭高校が有利でしょう、しかし初優勝への勢いがあればあるいは。
大阪桐蔭高校の名将西谷浩一監督は、どのような作戦を立ててくるのか?
金足農業高校の勝利の可能性があるとすれば、最後まで攻め続けることでしょう。
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