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2017/5/28  20:03

1対1202の人間対アルファ碁の対決   文化国家
 アルファ碁が人間の最強棋士を倒したと騒ぎになっているが、これはコンピュータの能力が向上すればできることと考えられていたので、わずかの間にソフトを改良したグーグル・スタッフには敬意を表するが、あまり感動はしていない。

 この騒ぎで前から知りたかったことがなかなかわからず、難儀していたが、よい記事を見つけた。

 やはり囲碁ソフトとはいえ、対局室ではなく高性能サーバに接続できることにより、大変な演算能力を獲得し人間と戦っている。

 イ・セドル氏の戦いでいえば、1対1202の対決なのだ。

 化学機械の人間と、電気機械の人工知能とは成り立ちが違う。

 あることに特化すれば、電気機械の方が優れていることが多いのだ。

 それは電車、自動車、電子計算機を見てもわかる。

 昔、まだネットが普及する前の囲碁の記事で、「もし未来にコンピュータが囲碁棋士に勝つとすれば、広い対局室を埋め尽くすほどの大型コンピュータと機械を持ち込まないといけないだろう。」とあった。

 もし対局室の座席に収まるものしか持ち込めず、外部接続は一切禁止をすると…かなり状況は変わるだろう。 

 私はネット碁を打ったことがない、たとえば定石を忘れた時…普通の対局ならカンニングはできないが、ネットだとまわりに参考書を置いて打つことができる。そういうのはあまり好きではないのだ。

 たとえば以前ちょっと訪ねた碁会所で、ある人は私が座ろうとすると「こちらで打ちましょう」と手招きした。
 しばらくして、ヌードカレンダーをバックにして戦っていることに気がついた。
 私はすっかり心が乱れてしまい、囲碁をはじめてから一度もしたことが9連敗をしてしまいました。
 純情だった私にはよくきく手段だったのです。
 
 そういう人間くさい対戦は、人工知能とは期待できない。

 ただ今後囲碁の勉強を再開するとして、囲碁ソフトを相手にレベルの調整をしながら打つことができるのはありがたい。

 囲碁の勝負でありがちな感情的な軋轢もなく、趣味として楽しんで打てるかもしれない。

 囲碁ソフトと幽玄の境地を楽しみたい、それは人間と機械とのコミュニケーションの世界になるかもしれない。

 火の鳥のロビタのようなロボットと、囲碁を楽しみながら老後の生活を楽しむ自分の姿が浮かんでいる。

 そういうことができればよいと思う。

(韓国の今を伝える もっと!コリア)
李セドル九段対アルファ碁…「1対1202」 
http://mottokorea.com/mottoKoreaW/Special_list.do?bbsBasketType=R&seq=33097

 「1対1202」。李セドルは一人で彼らは1202だ。人工知能囲碁プログラムの「アルファ碁」に搭載された1202個のコンピュータの「中央処理装置(CPU)」のことだ。

 アルファ碁はあわせて1202個のCPUと176個のグラフィックス処理ユニット(GPU)を搭載して、1000台のサーバーを活用するシステムで動く。 CPU一台あたり1秒に1000回以上のシミュレーションを行う。サーバーは数台がネットワーク接続されて分散処理を行う方法(クラスタ)だ。インテルとNVIDIAの製品を使ったが、最終的な実装のための設計はディープマインドが直接行った。大企業の研究所でこそ見ることができる「スーパーコンピュータ」に匹敵する性能だ。アルファ碁が千年ぶんの棋譜を覚えたのもこのおかげだ。李セドル九段はプロと準プロ棋士を合わせて総1202人の協業プレイヤーを相手にしていると考えればいい。

 世界の主要な情報技術(IT)企業や名門私大でも囲碁プログラムを作るが、そのレベルはアマチュアを超えない。これらとアルファ碁の根本的な違いは学習時間の差だ。

 ネイチャーに発表された論文によると、監督学習による高手の「次の手の読み」学習過程で、アルファ碁は55%の精度を示した。これに動員された問題が3000万ということは、いうなれば250手ほどの対局を初手から当てたとしてすでに12万局の学習を終えたわけだ。ひとつの対局を20分で終えるわけだが、一日中対局したならば72局をこなす。

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タグ: 文化 芸術 美学

2017/5/25  1:28

祖母の手術後にベン・ハーを鑑賞  スローライフ(エッセイ)
 祖母の手術成功後、しばらく予断を許さなかった術後経過が安定しだし、母は本当にうれしそうでした。

 そして私と家族の一人に「よい映画だから見てきなさい」と映画のチケットをプレゼントしてくれて、二人で見てきました。

 その時見た映画が「ベン・ハー」だったのです。

 ただ当時の新作映画ではなく、なぜ見れたのかわかりません。

 お客さんはけっこういましたし、それなりに立派な映画館でした。

 ベン・ハーを選ぶあたりに、母のうれしさがにじみ出ているように感じました。

 本当に神に感謝したい気持ちだったのだと思います。

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2017/5/24  2:53

家に来た時に祖母は私を強く憎んでいましたね・・・  スローライフ(エッセイ)
 私も幸い全く動けなくなった人の介護はしたことがないので、そのあたりは仕事もできて今のところひじょうに幸運です。

 ただ、祖母は家に来た時はもう車椅子の方が多いぐらいでした。

 でも我が家で車椅子は使えないので、家を改造して手摺を増やすぐらいしかありませんでした。

 そして祖母は、家に来た時は私にことを強く憎んでいました。

 これは家の恥なのであまり外で口外するなと注意されてはいますが、私もひじょうに腹が立っていることなので…私は子供の頃から祖父母の歓心をかおうとはあまり考えない性質だったので、あまり祖父母に媚びたりとかそういうことは一切しませんでした。

 昔は祖父母も商売をやめたあとは横浜で暮らすことを考えており、すでに私の家の近所に家も建っていましたが、歳をとるにつれ長年住みなれたところから離れがたくなったらしく、結局そのまま住み続けました。

 ですが商売を真剣にやって頭がさえていた時は常識もあり、ゆくゆく頼りになるのは横浜の私の家族だと考えていたのです。

 そのため私も子供の頃はずいぶんかわいがられた記憶があります。

 ですが、いつの頃からか精神的に自立しあまり媚びない私をひじょうに嫌いだしていたようです。

 そりゃお金に困っても何も求めないのですから。

 ていうか祖父母を頼ろうなんて考えたことなかったですね。

 高校までで終わろうが大学に行こうが関係ないと思っていましたから。

 私の家に来るずいぶん前ですが、祖母は若い頃からの無理で、深刻な心臓病を患っていました。

 そのため東京の大病院で日本屈指の先生の執刀で、大手術を受けることになりました。

 今は親族間の輸血は「移植片対宿主病(GVHD)」の危険性があるということで、あまりやることはないそうですが、当時はまだあまり危険性は認識されておらず、とにかく健康なできれば若い方の血が欲しいということだったそうです。

 ただ祖母の子供よりは孫の方がよいような話もあったので、多少は配慮されていたのかもしれません。

 難しい手術でわずかなことが手術の失敗に結びつくのだそうで、経験にもとづいたもっともよいと考える判断だったのでしょう。

 当時はどの大病院でも、同じ判断をしたと思います。

 そこで私の家の家族が献血をすることになりました。

 それが献血の時に医療機器のトラブルがあり、200mlほど血が固まって使えなくなってしまいました。
 
 血の量が不足してしまうため、私は計600mlほどの血を提供しました。

 少し抑えたような話も看護婦さんしておられましたが、とにかく多少リスクのある血の取り方をしたのです。

 かなり長く横になっていましたが、結局病院の階段で倒れてしまいました。

 祖母の手術は大手術で、かなりの時間がかかったそうです。

 ですが祖母の命は助かり、大変な長寿に恵まれました。

 ところがその時に私が血液を提供せず、健康なくせに血液を提供しなかった冷たい孫だと親戚に言われ、ずっと信じていたそうです。

 祖父に言われ知っていたはずなのですが…。

 ちなみに献血は別の親戚がしたと言われていたそうです。

 ところが家にきたら何のことはない、大病院で執刀できるよう動いたのが母なら、血の提供も母の家の家族がしていたわけで、事実を知りひじょうに傷つき、人への洞察力が鋭いのに親族だけは一切疑わなかった自分の不明を恥じていました。

 本当に祖母は長生きしました。

 長生きしているのをまわりが喜び、訪ねてきた人が「若い血をもらったせいじゃないの?」と言ったら「ちげえね(東北アクセント)」とすごい喜んでいました。

 嘘をつく罪があれば、信じてしまう罪もある、嘘をつく罪の方が重いことを祈っていきたい。

 ですが祖母は嘘をついた人の天罰は望んでいないでしょうね。

 これは私の自惚れかもしれませんけど、私は転勤は多いけどこのような堅実な仕事についております。

 ですので「押しつけちゃえ!」というのは、あったのかもしれません。

 おばあちゃん話したの許してね、同じように苦しむ人が大勢いるのかもしれませんので、南無阿弥陀仏。

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2017/5/14  3:04

父の行動にも解釈はあると思う・・・  スローライフ(エッセイ)
 先日書いた父の行動については、人によりいろいろ議論があると思う。
 しかし祖母が窮して私の家を頼りにした時、父は反対せず追い出すようなことをしなかった。それは立派だったと思う。

 私が少年の頃に作った口座で管理は私がしていない、ですがそこに私が大学に行くにあたり取り崩した私の貯金の、2倍を超える金額を一度は入れ返却の意思をきちんと示していた。その金額を見て「中学、高校時代のこと…父は相当悪いと思っていたんだな。」とわかりました。それが嬉しかったのです。

 たしかに私にお金を出させているわけで、「貴様の祖母なのだから、貴様が金を出せ!」というのは…あったと思います。

 しかしそれは…私は血がつながった人間として、祖母とつながる家を守る義務がありますので、祖母の介護にために使ったのであれば仕方ありません。

 私に対し「あの人お金をたくさんもらえることになったから、あんなに祖母を大切にしているんだ。」と親戚が陰口を言っていたことは知っています。

 ですが実際には、父も私も完全に持ち出しであり…大変な費用負担であったこと、それは世間にも理解してほしいと思います。

 父と祖母に…南無阿弥陀仏。

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2017/5/13  22:27

人間と人工知能は重層的決定をする!  読書人(4.23は本の日)
 「脳・心・人工知能」数理で脳を解き明かす(甘利俊一著 ブルーバックス 講談社)を読んでいた。
 できるだけ一般向けに簡単に書いているのでしょうけど、やはり難しい。

 だが読みながら、ルイ・アルチュセールの「重層的決定」というのを思い出していた。
 これは人民の意志を決定するにあたり、いろいろな議論があり重層的に決定されているということだ。
 しかし人間も人工知能もその構造は重層的にできており、決定をするにあたり各種情報を分類し重層的に決定しているらしい。
 大脳皮質は6層になっており、おそらくは相互作用をおこしているそうだ。
 今の大型コンピュータもその真似をしている、有機質と無機質の差はあるがやろうとしていることは同じなのだ。
 そうして見ると、図書館の分類も人間の脳に合うように作られているのだなと思った。
 図書館の分類も階層的にはなっているのですから。

 ルイ・アルチュセールはやはり天才だ。
 重層的決定は世論形成でもおこっているが、人間の脳や人工知能やの中でもおこっている。
 それでより正確で客観的判断ができるのだ。

 ただ人工知能については、大変なリスクがあることを感じた。
 それは人間の能力を超えるということではなく、新しい状況になった時に人間と違い冷静な対応ができないということだ。
 囲碁や将棋でもパターンから外れた手が打たれると、初心者のようになってしまうということだ。

 この著者のことばではないけど、脳は電気機械ではなく化学機械というのは印象に残った。
 化学機械とある人間の脳、電気機械の人工知能は似ていても最終的には異質なものだ。
 コンピュータが人間の能力を超えるというのは、電卓ですでに経験していたのでそう驚くことでもない。

 最終的には「なるようになるさ」ということなのだろう。

 私は頭が悪いので、人工知能が補佐してくれるとありがたい。

 仕事は消える仕事があればできる仕事もある、人工知能が雇用を増やすものであってほしいと思う。

 そして・・・それに携わる人達の能力開発ができればと思った。

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タグ: 学道 好文 読書


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