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2009/11/28  13:08

「コンクリートから人へ」の方向性はほしい!  国軍(Reichswehr)
 世の中には必要な土木事業があります。
 がけ崩れを防いだり洪水を防いだり、すばらしい工事がたくさんあります。
 しかしたしかに傍目で見ても、過剰に見える土木事業はありました。

 仙谷大臣が関わられた吉野川河口堰計画もそうだったのかもしれません。
 大臣がそれを防止したことは画期的なことでした。
 しかし今回の事業仕分けは、新鮮味がまったくなく見苦しいものでした。
 国民にとっても悪夢の新自由主義派の復活でした!
 かつて職業大に行ってテレビで、「ここを宅地にすれば高く売れる」と言った方がいました。 
 どこか不動産業者のまわしものなのかもしれませんが、大学、学校等を宅地にして一時的にでも儲けたいという業者が実際にいつから困るのです。
 職業大の場合は政令指定都市になる相模原の北の中心地として、橋本が注目を受けています。
 あの時、職業大を宅地にしたがった業者もそこに関わるデベロッパーの一人であったのかもしれません。
 数年後には皆様の母校に「再開発予定地」の看板が立っているのかもしれません。
 「バブルのことは反省した」と多くのテレビコメンテーターが言いながら、実際には反省していない「あわよくばもう一度」の人が少なくないのです。
 手を変え品を変えながら実体経済を軽視し、ひたすらバブル復活をもくろんでいるのです。
 実際数年前まで日本は「ミニバブル」の状態であったのです。

 大学や学校でどうしてもやむを得ず廃校にしたのならともかく、常識的には小中学校や大学を再開発のターゲットにするのは人の道に反することです。

 「コンクリートから人へ」の流れは必要です。
 分散はやめて国際ハブ空港、港湾、商工業等に必要なところにお金を集中させること、そして教育、科学、職業訓練等「人を育てる投資」にお金をかけてゆく必要性があります。
 子供が増えることは消費を刺激することにもつながるからです。
 未来を信じられなければ誰も消費を増やすわけがありません。

 日本は「納税者は生かさず殺さず」とでも考えているのか、長年にわたり内需拡大を諸外国から再三要請されながら事実上無視してきました。
 今回はその政策を実施する絶好のチャンスがめぐってきているのです。
 内需拡大を実行しない日本政府は国際的にも評判が悪いのです。
 生活は物質的豊かさだけではなく精神的にも豊かである必要があります。

 ノーベル受賞者やフィールズ賞受賞者を「非科学的」と陰口をいったり、気に入らない人間をネット中継で罵倒するような人たちに精神的な豊かさはあるのでしょうか?
 権力や欲にとりつかれているような気がしてなりません。

 「人への投資」は個人消費を増やします。
 「コンクリートから人へ」・・・、仙谷由人大臣は自ら経済再生のキーワードとなる発言をしながらその価値に気がついておられないのです。

 あと一つ問題が・・・、予算をこれから完成させるにあたり高級官吏の関与は欠かせません。
 しかし事務次官等会議は新政権の面子にかけて復活できないでしょう。
 ですけど次官も出席されるような省庁連絡会議を充実させ、膨らんだ概算要求の調整をしませんと3兆円削減などという数字は絶対出てきません。

 今度は国家戦略局に属する正式な会議になるのかもしれませんが、各省の次官の出番がいよいよ近づいてきていると感じます。
 次官の補佐がありませんと復活折衝に大臣も臨めませんから。

 一部のマスコミの言いなりの新政権になってしまっては私らも国民も困るのです。
 
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2009/11/28  6:01

「コンクリートから人へ」なき事業仕分けは無意味!  国軍(Reichswehr)
 二週間の事業仕分けは終わりましたが、何ともお粗末なものでした。
 仙谷行政刷新大臣は、「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズを掲げました。
 仙谷大臣は吉野川河口堰反対運動で勇名をあげられた方です。
 その大臣が仰られるのであれば、過剰な公共事業を刷新し人への投資を増やす新しい流れを作るための事業仕分けであると、誰もが信じたはずです。

 ところが事業仕分けで並んだものは、教育、科学、職業訓練、海外支援、環境、国防システム等、人に関する投資や人の安全を守るための事業が削減対象としてズラリと並び、諫早湾干拓事業や長良川河口堰に代表されるコンクリート関連は何一つありませんでした。

 当初は高級官吏も、「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズを信じ、むしろ事業の妥当性を正々堂々訴えていこうとしました。
 ところが人への投資を罵倒しまくり、イエメンで学校を作るJICAの職員の誘拐事件もあったのに、「学校建設はハコモノ事業だ」と平気で言い放ちました。
 JICAの職員の危険な任務を考えず、JICAに行って緒方貞子JICA理事長に「JICA職員の給料は高すぎる」と平気で言い放つ、アフガニスタンの最前線にでも行ってから言ってほしいと思いました。
 
 そしてスーパーコンピューター断念を批判した野依良治理化学研究所理事長(ノーベル賞受賞者)を、行政刷新会議事務局長が「非科学的な人物」と言い放ちました。
 他のノーベル賞受賞者やフィールズ賞受賞者も、スーパーコンピューターの必要性を訴えたにもかかわらずです。
 ノーベル賞やフィールズ賞は、科学的精神の持ち主でなければとれないことは子供でもわかります。
 毎日新聞は、スーパーコンピューター開発のコストを下げる研究が実現しつつあることを書いておりました。
 まだ未完成の技術ですが、その技術も日本にあるのになぜスーパーコンピューターが必要でないと言い放てるのかわかりません。
 「二番でなぜいけないのか?」おっしゃられるのであれば、次の衆院選挙で民主党は全員試しに二番になればよいのです。
 そうすればなぜ一番をめざすのか少しはわかるのではないでしょうか?

 清官も多くいる高級官吏に対し、ひたすら悪官扱いし屁理屈をつけて罵倒しまくる姿は失礼で下品で見苦しいものでした。
 事業仕分けが科学的手法であるとはまったく思えませんでした。

 あれなら省庁連絡会議で類似事業の調整を行った方が、互いに牽制しあい膨らんでいる概算要求を削減できると感じました。

 仙谷大臣の「文革発言」にも思わずひきました。

 事業仕分けはもっとまともなものだと考えていたのですが、あれは時間の無駄遣いにすぎません。
 とにかくあれは無駄なものです。
 妙な政治劇を開くのであれば、実務者を中心に実のある作業をするべきだと感じました。

 雇用・能力開発機構運営交付金は、事実上の「公共職業訓練運営交付金」です。
 仕分け人が罵倒するような、雇用保険を強引に運用しているわけではないのです。
 「コンクリートから人へ」への期待が大きかっただけに、幻滅だらけの事業仕分けの二週間でした、
 ひどい政治演出で新政権にも失望しました! 
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