2009/11/16 6:28
人に投資する新しいケインズ主義! 混合経済(mixed economy)
公共投資やインフラ整備の類は、ケインズ主義のみに特殊なものではありません。ケインズ誕生以前から鉄道や科学技術、港湾等への公共投資は存在しておりました。ケインズの偉大さは「公共投資によってどのような経済効果があるか」を理論化したことにあります。
不況になるとやはりケインズ主義です。
よく「ケインズ主義をとると財政赤字が増える」と言う意見を聞きますが、金融クラッシュによる不況で、公共投資をせざるえない状況に追い込まれていることを考えればおかしな批判です。
ケインズ主義全盛時代は、どの国も今ほど財政状況は悪くありませんでした。
今のお決まりコースは、「自由化→バブル崩壊→財政破綻→国家破綻」なのです。
「コンクリートから人へ」は予算配分の問題です。
仙谷由人行政刷新担当大臣の意図は削減もありますが、それ以上に配分の問題と捉えておりました。しかしながた「文化大革命発言」には、健全な歴史認識の問題もありますのでネット上でもかなり火がつきだしております。
「政治の大革命」と言うべきところを間違えて言ったと言われますが、それにしても発言訂正もありませんから。
訂正して反省すればよいだけの話だとは思います。
必要なコンクリートへの公共投資もあります。
ですが人への投資はコンクリートほどお金はかかりません。
その結果として、予算削減ができるということではないのでしょうか?
ですが事業仕分けがはじまると、削られるのは「人への投資」が多く「コンクリートへの投資」はほとんどありません。
それに地方交付税の問題は、不況下の地方では死活問題になります。
地方への配分を増やすのならともかく、減らすことはできないはずです。
地方負担を増やそうとしていることも怒りをかっております。
事業仕分けがどのような方向性に進むかわかりませんが、新自由主義的な方向に向かっており不安です。
無駄はなくすにしても不況対策に土木事業が必要なこともありますし、ケインズ主義的な堅実な方向性に軌道修正されることを願います。
選挙の結果は、そのような方向性を国民が望んだせいなのではなかったのでしょうか?
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不況になるとやはりケインズ主義です。
よく「ケインズ主義をとると財政赤字が増える」と言う意見を聞きますが、金融クラッシュによる不況で、公共投資をせざるえない状況に追い込まれていることを考えればおかしな批判です。
ケインズ主義全盛時代は、どの国も今ほど財政状況は悪くありませんでした。
今のお決まりコースは、「自由化→バブル崩壊→財政破綻→国家破綻」なのです。
「コンクリートから人へ」は予算配分の問題です。
仙谷由人行政刷新担当大臣の意図は削減もありますが、それ以上に配分の問題と捉えておりました。しかしながた「文化大革命発言」には、健全な歴史認識の問題もありますのでネット上でもかなり火がつきだしております。
「政治の大革命」と言うべきところを間違えて言ったと言われますが、それにしても発言訂正もありませんから。
訂正して反省すればよいだけの話だとは思います。
必要なコンクリートへの公共投資もあります。
ですが人への投資はコンクリートほどお金はかかりません。
その結果として、予算削減ができるということではないのでしょうか?
ですが事業仕分けがはじまると、削られるのは「人への投資」が多く「コンクリートへの投資」はほとんどありません。
それに地方交付税の問題は、不況下の地方では死活問題になります。
地方への配分を増やすのならともかく、減らすことはできないはずです。
地方負担を増やそうとしていることも怒りをかっております。
事業仕分けがどのような方向性に進むかわかりませんが、新自由主義的な方向に向かっており不安です。
無駄はなくすにしても不況対策に土木事業が必要なこともありますし、ケインズ主義的な堅実な方向性に軌道修正されることを願います。
選挙の結果は、そのような方向性を国民が望んだせいなのではなかったのでしょうか?
