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2009/11/15  13:08

日本の新自由主義者に欠ける経験論  社会的市場経済(Soziale Marktwirtschaft)
 新自由主義者の中心マネタリズムといいますと、今でも英米における経済学の主流学派の一つです。
 ものすごく簡単に言いますと貨幣数量説の応用であり、「政府は貨幣供給量の管理をする以外はすべて自由に任せるべきだ。」という道徳哲学です。具体的には政策金利等の管理になります。
 1970年代あたりから勢いを持ち始めました。
 しかし最近はあまりうまくいっていません。たしかに金融取引を活発し一時的にはよいのですが、常に金融バブルの危険性があり、それがはじけるたびに多額の財政出動をする結果となります。
 そのためマネタリストに任せると、財政は悪化の一途をたどります。
 実際日本もケインジアン主流の時代と比べて、はるかに財政状況は悪化しているのです。これは南米を見ても例外はありません。
 自由化→バブル崩壊→財政破綻→国家破綻のパターンになります。
 これはマネタリズムの欠陥でありますが、1970年代は予想されていなかったことなので、ミルトン・フリードマンに責任はありません。
 むしろ「過度の教条主義」に陥っていることに悪さを感じます。

 アメリカのバーナンキFRB議長は、自らマネタリストをと言っておられますが、リーマンショックにおいては、市場原理主義者の意見を退け大規模な金融支援を支持しました。
 これは不思議なのですが、私が思うに理論は理論であってむしろ「英米において伝統の経験論」が動いたのだと考えます。
 ハイエクにしても晩年は自由主義者というより無政府主義者ですが、あれは一つの理論であって「現実は英米伝統の経験論で動かすべき」という考え方であり、間接的ではありますが実際にそう言っておられます。
 あれだけのバブル崩壊で市場に何もしなければ、大恐慌がおこっていたことはまず間違いないでしょう。
 今は金融政策の失敗を労働政策により救っているのが現実です。
 その労働政策を歳出削減のメインとすること、そして雇用を生み出す新産業を創出する科学技術や、学校教育関連支出を減らすことを、はたして国民は支持するでしょうか?
 私は海に向かって集団自殺するラットを思い出しております。

 そもそもマネタリズムはひじょうにアメリカ的な道徳哲学です。
 アメリカは連邦制であり各州は国でひじょうに独立性が高いのです。
 その中で「連邦政府が中心にすべきは財政か金融か?」の議論となります。
 財政政策は各州政府でできますから、連邦政府は金融政策を中心に行うべきというのは理論として納得できるのです。
 イギリスのサッチャー政権も途中でマネタリズムの理論から離れ、サッチャー首相とミルトン・フリードマン博士は一悶着おこしております。
 サッチャー首相もまた保守主義者として、「イギリス伝統の経験論」で最後は判断されたのだと思います。
 私が経済史や経済学史を大切だと思うのはその理由です。

 かつて「日本のマルクス主義者は教条主義的すぎる」と言われました。
 実は日本の新自由主義者推進者の多くが元マルクス主義者です。
 彼らは新自由主義の中にある「反権力・反官僚」に飛びついたのです。
 そしてよく言われますが極左は極右に通じます。
 新自由主義を今でも信奉するのは個人の自由ですが、「経験論」に基づかず「教条主義」に陥れば、最終的には国民を巻き込んだ大クラッシュを起こすことは間違いありません。
 あれだけの大クラッシュをひきおこして、「福祉、労働、教育、科学予算は削減すべきだ」ではもはや漫才でしかありません。
 「経験論」にもとづき、何を政策として実施すべきかきちんと考えるべきだと思います。
 「理論は理論、経験は経験」の考え方を理解すべきではないでしょうか?
 そうしなければ諸外国の例と同じく日本は国家破綻への道を歩みます。
 アメリカでさえ国家破綻の危険性があることを、なぜ理解できないのでしょうか?
 中国も高度成長が終われば一気に苦しくなります。

 オバマ大統領が昨日の演説で仰ったように、「人類は過去の経験に学ぶべき」なのです。
 「アメリカ合衆国は小さな港からはじまった」には感動しました。
 最初は小さな出来事でもいずれは大きくなるということでしょう。
 それがよいものであればなおさらなのです! 
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