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2008/7/23  6:00

ファンドが経営する安全上危険な一部のアメリカ港湾!  社会的市場経済
 税金についての話につきましては、累進制にせよ定率にせよ社会税(個人と法人)の導入と、消費税の小幅なアップで少しずつ財政改善できるのではないか?ということで落ち着かせていただきます。
 そして私達は失業予防政策を実施することで、地道に財政改善に協力していただくということで、私達もアイデンティティを得られる気がするのです。

 ところで私が先日から「外資族」という、いささか「使用注意」のことばまで使ったのはとある専門雑誌の記事からきています。
 以前シンガポールのPSAとドバイのDPWが、イギリスのP&Oグループの港湾ターミナル運営会社への熾烈な買収合戦を行いDPWが勝利したものの、その会社がアラブ系であったため、その持つアメリカの港湾ターミナルが運営することは「安全保障上どうか」という世論がアメリカで沸騰し、結果アメリカの港湾ターミナルだけ分離する形で買収しました。

 その後そのアメリカの港湾ターミナルについてはいろいろな道を歩んだようですが、かなりのところでファンドが買収したところがあったようなのです。
 ところがそこで労働者の安全上深刻な問題がおこっているようなのです。

 言うまでもありませんがファンドマネージャーは万能ではありません。
 あくまで「金融の専門家」にすぎないのです。
 当然港湾については素人です。

 彼らが利益をあげるために言うことは、「コストを下げろ!」としか言わないらしいのです。
 そうするとどうなるか?安全投資としてこれまで欠くことのできなかった投資まで「コスト」として削ってしまうため、きわめて安全上危険な港湾になってしまっているようなのです。

 メガターミナルオペレーターと呼ばれる大手港湾会社の拠点は、香港、シンガポール、ドバイといった都市国家や、デンマークやフィリピンなどあまり大国とはいえないところに拠点がにあります。
 先進国ではポートオーソリティー(港湾公社)を中心に、ほどほどの規模のメガターミナルオペレーターに港湾ターミナル運営を任せております。
 メガターミナルオペレーターは港湾ネットワークが命ですが、先進国は貿易外交によりネットワークを築けたり船会社のネットワークあるため、メガターミナルオペレーターの力のみに依存しないでよいからだと思われます。

 いずれにしても港湾の専門性はきわめて高くファンドが運営することは危険なのです。

 日本にもファンドに空港や港湾の経営を任せようという声がありますが、労働者の安全を考えれば机上の空論のようにも思います。

 今金融国家は大きな行き詰まりを見せ再び産業国家が脚光を浴びております。
 ナノテクノロジーやバイオテクノロジー等をはじめとする新産業は大規模な資金を必要とし、産業と金融は大きな結びつきを持っております。
 しかしより重要なのは「産業国家であり続けること」というのが今の先進国の一致した意見ではないでしょうか?
 産業には商業の強さも必要で、伝統的な価値観の「地道な商工業の発展」こそが国富を高めるというのがやはり現実だと思われます。
 人工的なバブル成長とその崩壊の繰り返しは、やはり最終的には国力を弱める気がするのです。
 
 やはり日本は「地道な商工業中心の国」であるべきだと思います。
 
 
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2008/7/22  23:11

法人に課する社会税もありますが・・・  国軍
 社会税には法人に課する社会税もあります。
 フランスでは法人利益社会税といいます。
 以前調べていて、フランスのは制度だけ書いてあって具体的な説明が見つけられなかったのですが、ロシアの統一社会税も雇用者が負担します。
 税率はフランスの税率は定率で、ロシアはややこしいのですが何段階か税率があるようです。
 フランスの個人が負担する一般社会税も定率です。
 個人所得や法人利益により社会税の納税額は変わりますが、してみると社会税で累進制はできれば画期的ですが個人所得では前例がなく少々無理な可能性もあります。
 累進方式であれば法人には外形標準課税方式になるかもしれません。

 累進制と定率とどちらがよいのか?難しいところだと思います!

 自分が税金を払うのであれば、他の税金や年金や保険が累進制なのに社会税だけ定率というのも変なのでやはり累進制にしておきます。
 
 法人は法人の利益に則る可能性があると思います。

 とにかく社会税は導入して福祉にかかる予算がわかるようになればよいと思うので、横のIMには社会税としておきます。
 個人と法人の社会税と消費税があれば、一つに偏らず万全ではないでしょうか?
 
(TB先記事も私の記事ですが、法人への社会税の内容を少々加え内容を追加させていただきました。税金は本当に難しいもので論文を読むだけでは限界があるかもしれません。もっとも外国語もできないから行ってもわからないけど、秋までに税金の議論を嫌だけど盛り上げていきましょう!)
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2008/7/22  6:11

皇太子殿下がスペインサラゴサ万博を訪問されました!  文化国家
 本文の前にスペインのサラゴサ万博で皇太子殿下が21日に基調講演されたそうです。
 日本代表団には森喜朗元首相がおられ同席されているそうです。
 先日のブラジル訪問といい皇太子殿下はお忙しいですね・・・
 あちらのジャパンデーにあわせた公式式典で、「水資源の危機が日増しに大きくなり、その適切な管理が求められている中で、本博覧会の開催は誠に時宜を得たもの」とスペイン政府、万博関係者を前に御挨拶されたとのことです。
 スペインも王室を持つ国ですし、日本としては相互に国際問題もないスペインに最高の礼を示されたということだと思います。
 
 水と共に御心痛も流れてゆくとよいものだと思います。

 石原慎太郎知事はこのサラゴサ万博での皇太子殿下訪問を「東京五輪招致に活かしたい」と考えたのに対し、宮内庁が「そのような話は万博でしてくれるな」と言っているのを聞きつけて激怒されたようです。

 政治生活の総決算と自ら位置づける東京五輪招致ですからね・・・
 森喜朗元首相にいろいろお願いされたのでしょう。
 火山が大爆発しました。

 でも皇太子殿下も御心痛が多く、スイスの国際五輪委員会まで御訪問していただくのはご御無理があるかもしれません。
 しかしあちらに東京の気魄は伝わったと考えます!

 太陽族の迫力が復活しないと東京五輪招致は難しいのかもしれません♪
 石原裕次郎さんはあの世でどう見ておられるのでしょうか?
 東京五輪招致・・・帝都で開催できれば本当によいでしょうね! 

(毎日jp 関連記事)
http://mainichi.jp/select/world/news/20080722k0000m040107000c.html

http://mainichi.jp/select/world/news/20080722k0000m040145000c.html
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2008/7/21  23:49

テレビ朝日でとりあげられたようです・・・  進歩主義(progressive)
 「ビートたけしのTVタックル」で厚生労働省関係がとりあげられたようです。
 舛添要一厚生労働大臣が出られて、薬害肝炎問題からの1年間の厚生労働行政の流れをふりかえられてようです。
 私は見ませんでした。
 私のしごと館についてはキッザニアを番組プロデューサーの意向なのか、やたらにベタほめだったようですが、北野武監督と阿川佐和子さんは「何とも言えない」というスタンスだったようです。
 北野武監督は「キッザニアには大企業がスポンサーとしてついている」・・・おそらく「企業が見せたい形でしか仕事の演出がされていないが、それで真実の仕事がわかるのだろうか?」ことについて懸念を示しておられたようです。
 世界で認められた本物の映画監督らしい発言だと思いました。
 スポンサーから精神的に独立していなければ、きちんとした演出はできないからでしょう?
 実際キッザニアには金融庁の関係では大銀行も参画されているのです。

 私のしごと館はものづくり体験を中心とするワークショップが評判です。

 博物館教育の充実と図書館教育の復活を求めていきたいと思いました。 

 北野武監督で本気で私のしごと館を潰す番組演出をされたら・・・さすがにかなわないと考えていたのですが、阿川佐和子さんともども「国民から信頼される良心」として一つの意見に偏らない番組演出をされたようです。ありがとうございました。

 ですがセーフティーネットの危機は続いております。
 一箇所放棄してもその次その次・・・と永遠に続きます・・・
 民間委託も大幅に増やしましたし、もはや放棄できるところはないのではないでしょうか?
 私達は失業予防を通じ財政改善にこれからも協力するわけです。
 次の財政改善のための国民運動は、あらぬ方向ではなくあるべき方向にいってほしいと思いました。
 三宅久之先生はうちの会社に、「左翼の巣窟」ようなイメージをいまだにお持ちのようですね・・・
 仕事柄で勤労者を大切にする思想を持っておりますが、世代交代が進んでおりますしゆっくり変化してきております。
 「潰さなければ変化することは決してない」状態ではもはやないと考えます。

 三宅久之先生は吉田茂先生や河野一郎先生の御担当をやっておられたのですね・・・
 河野一郎先生は「総合的国土計画」の必要性を生前訴えておられました。
 それであるならば私のしごと館が奇妙な位置にあっても、未来の国土計画の観点から見ればおかしくないこともおわかりいただけると信じます。
 吉田茂先生は生前石炭資本との結びつきがお強かった方ですが、それとの関係で過激な炭鉱労働者を救い続けたうちの会社の前身に悪いイメージをお持ちなのかもしれません。
 でもそれは当時の池田勇人内閣が進めた労働政策でもあったのです。
 社会不安を鎮めるために必要不可欠な労働政策だったのです。
 でももはやそれも半世紀近く前のことだと思います。
 
 推測が外れておりましたらすみません。
 うちの社史を見ますと「積極的雇用政策」ということしか書いてないのです。
 炭鉱労働者のためだけに作られた組織でないことは世間に知られてほしいと思います。
 
 ともあれ柔らかい取扱いでありがとうございました。  

 (この記事はネットでの各記事を参考にさせていただきました。Thank You!)
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2008/7/21  10:45

岐路に来た新自由主義経済学!  社会的市場経済
 私の友人でも新自由主義経済学を信奉されている方がおられます。
 その方はひじょうに現実的な考え方をされますので、あまり話を聞いていて違和感はありません。
 しかし巷に多い「バブルエコノミスト」たちはとにかく狂信的です。
 「何でも自由化すればいいんだ!」と聞くと、「あなたは無政府主義者(アナーキスト)か?」と言いたくなることすらあります。
 実際自由主義と無政府主義を混同している方が多いのではないでしょうか?
 かつてロシアの無政府主義者のクロポトキンは「無政府主義的共産主義」を唱え、ロシア革命にも理論的に大きな影響を与えました。日本にも全共闘世代に大きな影響を残しています。
 無政府主義の理想そのものは美しい思想も中にはあるのですが、行き過ぎた新自由主義者の発言を聞くと、無政府主義の幻影を見ている気がたまにするのです。
 実際「無政府主義的共産主義」から「無政府主義的自由主義」に転向された方は多いのではないでしょうか?
 それが私達の世代は何も興奮しませんが、「革命」というスローガンに異常熱狂してしまうのではないでしょうか?

 実際その手法で政治をとろうとすると、自由主義を唱えながら頭の中は無政府主義のままなので変な論理になります。
 とにかく「破壊さえすれば自由になる」という考え方になるわけです。
 手法の非合法性については「革命無罪」で浄化されるわけです。
 それは議会制民主主義を否定するきわめて危険な傾向だと考えます。

 新自由主義は、ケインジアンがインフレと不況が同時進行するスタグフレーションを解決できなかったことから台頭しました。
 しかし度重なるバブル崩壊と格差拡大は、彼らの政策が岐路に立ちつつあることを示しております。
 バブル崩壊の「負の影響」はスタグフレーションをはるかにしのぐからです。
 そしてバブル崩壊は失業者を増やし財政赤字の破滅的拡大をももたらすのです。
 金融政策に偏るため製造業が衰退し貿易収支が悪化することもおこります。

 そこで出てくるのが、アマルティア・セン博士が仰る「人類普遍のヒューマンセキュリティー」の大切さなのです。

 実際に先の参議院選挙で民主党の小澤一郎代表は「生活維新」を唱え、「国民生活向上」という伝統的な経済政策に回帰し、一方でヒューマンセキュリティーを重視する新政策により大成功をおさめました。
 今は自民党が小澤一郎代表の政策を福田康夫政権が真似をしている状態なのです。
 自民党と民主党の政策は再び近寄りつつあるのです。

 それはよほどカリスマ性のある指導者がいるか暴力的煽動を行わなければ、もはや新自由主義は国民の支持を得られないことは、二大政党のどちらも実際にはわかってきておられるのです。

 ところで私のしごと館を必死に叩いても年間運営費は約15億円、総工費にしても護衛艦一隻程度にすぎません。しかも一般会計ではなく特別会計なのです。
 対し一般会計の歳入不足は約30兆円・・・別なことばで言うと30万億円といいます。
 毎年15億円節約して30万億円充当させるのに何年かかりますか?2万年かかりますよ!
 それよりも将来失業者を増やさないために、失業予防をコツコツすることの方が大切ではないでしょうか?
 それこそ「急がば回れ」で歳入を増やす唯一の道でもあるのです。

 私のしごと館はキッザニアと違い、仕事の歴史の展示、ものづくり体験を中心とするワークショップ、視聴覚教材を用いた大スクリーンでの映像鑑賞などしっかりした博物館教育が実施されております。予算不足で苦しくても何とかやっているのです。

 職業教育の大きな体系の中で、博物館教育や図書館教育といった社会教育も必要であることは、教育観光を通じ自国の産業革命からの偉大な歴史を知り、先人の苦労を学んで国民の士気を高めて成功したヨーロッパのやりかたを見ても効果のあることはもはや自明のことであり、アメリカでもシカゴ科学産業博物館などの博物館教育で行っているのです。

 まだ新しいことで改善の必要性はあると思いますが、私のしごと館を失うことの方が負の効果が大きいのです。
 それに私のしごと館を失うと次は職業大学校→職業訓練校→ハローワークといきます。
 自由主義(無政府主義)のもとで、「労働政策や福祉政策は必要ない」という考え方には妥協することができないのです。
 話し合いすら拒否されておられますから・・・
 長年先人が作り上げたセーフティーネットを破壊すれば、巷に失業者や病人、やる気のない若者があふれ、その後に革命による国家の崩壊が待っているのです。
 それはきわめて明白なシミュレーションではないでしょうか?

 まさか「何でも自由化すれば永遠に不況はこない」と考える人は子供でもいないでしょう?
 ヒューマンセキュリティーを大切にすることが、たとえ新自由主義を信じているにしても新しい時代に対応できる唯一の道なのです。
 そしてそれが財政赤字を解決してゆくのです!
 財務省の膨大な情報公開を見ると、財務省の方がむしろ市民が心底まともに財政を心配してくれることを本当は求めておられるのではないでしょうか?
 「いったい財政赤字を解決するには本当はどうしたらいいんだ?」と、市民運動がおこるのを待っているように思うのです。
 そうでなければ、超エリート集団で何十兆円ものお金を扱う財務省があそこまで情報公開することはないように思うのです。
 過激な新自由主義は、アメリカと中国のバブル崩壊ではっきり岐路にきたと私は考えます。
 「人間の安全保障(ヒューマンセキュリティー)」の考え方を日本にも輸入しなければ、新自由主義の未来そのものも暗いと思います。
 世界は発展し続けており、「ヒューマンセキュリティー」を大切にすることが今の世界のトレンドだと思うのです。

 
 
  
 
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