2007/1/24 6:01
不二家には再生してほしい! 自然(essay)
毎日のようにニュースに出てしまう不二家ですが、横浜発祥で銀座の顔とも言える老舗であれば仕方がない話だと思う。
ただ幸運なこともあると思う、それは会社がどうしようもなくなって、正しい者が追い詰められて苦し紛れに内部告発したのではなく、会社の内部調査によってすでに発覚し、あまりの問題の大きさに発表を逡巡(しゅんじゅん)している中で、社員全員に出した緘口令(かんこうれい)が外に・・・おそらく外部の人間とのコミュニケーションにより出たことで発覚したからです。
不二家は小規模な洋菓子屋ではないのだから、あのような大規模な緘口令をひいても無駄だし、「雪印の二の舞にしてはならない」(・・・だから発覚してはならない)という論理の内部文書を大掛かりに出して、外から見ればばれないのがおかしいのに、そう思っていたことにおかしいところがあったのでしょう。
悪い秘密というのはばれるものであり、噂ははっきりいってかなり前からありました。
ばれてないと思っている・・・「知らぬが仏」ということなのです。
先日の週刊新潮において横綱玉の海が、母親は日本人ながら父親が韓国系であるということも、風聞としてはよく知られている事実であり、誰も言わないから知らないというわけではないのです。
風聞や民間伝承を侮ってはならないと思います。
会社の透明性を高めなければならない理由も、結局は風聞として伝わってしまったことはいずれはばれるということなのです。
「鉄のカーテンをひけば秘密は漏れない」とはいっても、カーテンがなくなれば噂通りだったということもあります。
最終的には鉄のカーテンをひく努力が空しいことなのです。
不二家さんもホームページ等で、情報公開に少しずつ取り組みだしたようです。
昔の不二家と違い、洋菓子が人工的で不自然に甘すぎた感じがしたのは私だけでしょうか?
あれは昔と違い材料に自信がなかったせいなのでしょうか?
味に鈍感な私でも少し感じたのだから、おそらく味覚の鋭い人は気づいていたと思います。
結局は騙しきれないものなのです。
横浜の老舗は和菓子、洋菓子を含めて少しずつ消えております。
数年前には有明製菓もつぶれました。
有明ハーバーは復活しましたが、ここで不二家は本来の味を回復し胸を張って老舗の看板を誇れるようになってほしいと思います。
横浜の小さな洋菓子屋であった初心に戻ってほしいと思います。私もあまり偉そうなことを言えないが・・・
http://www.fujiya-peko.co.jp/
(不二家ホームページ)
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ただ幸運なこともあると思う、それは会社がどうしようもなくなって、正しい者が追い詰められて苦し紛れに内部告発したのではなく、会社の内部調査によってすでに発覚し、あまりの問題の大きさに発表を逡巡(しゅんじゅん)している中で、社員全員に出した緘口令(かんこうれい)が外に・・・おそらく外部の人間とのコミュニケーションにより出たことで発覚したからです。
不二家は小規模な洋菓子屋ではないのだから、あのような大規模な緘口令をひいても無駄だし、「雪印の二の舞にしてはならない」(・・・だから発覚してはならない)という論理の内部文書を大掛かりに出して、外から見ればばれないのがおかしいのに、そう思っていたことにおかしいところがあったのでしょう。
悪い秘密というのはばれるものであり、噂ははっきりいってかなり前からありました。
ばれてないと思っている・・・「知らぬが仏」ということなのです。
先日の週刊新潮において横綱玉の海が、母親は日本人ながら父親が韓国系であるということも、風聞としてはよく知られている事実であり、誰も言わないから知らないというわけではないのです。
風聞や民間伝承を侮ってはならないと思います。
会社の透明性を高めなければならない理由も、結局は風聞として伝わってしまったことはいずれはばれるということなのです。
「鉄のカーテンをひけば秘密は漏れない」とはいっても、カーテンがなくなれば噂通りだったということもあります。
最終的には鉄のカーテンをひく努力が空しいことなのです。
不二家さんもホームページ等で、情報公開に少しずつ取り組みだしたようです。
昔の不二家と違い、洋菓子が人工的で不自然に甘すぎた感じがしたのは私だけでしょうか?
あれは昔と違い材料に自信がなかったせいなのでしょうか?
味に鈍感な私でも少し感じたのだから、おそらく味覚の鋭い人は気づいていたと思います。
結局は騙しきれないものなのです。
横浜の老舗は和菓子、洋菓子を含めて少しずつ消えております。
数年前には有明製菓もつぶれました。
有明ハーバーは復活しましたが、ここで不二家は本来の味を回復し胸を張って老舗の看板を誇れるようになってほしいと思います。
横浜の小さな洋菓子屋であった初心に戻ってほしいと思います。私もあまり偉そうなことを言えないが・・・
http://www.fujiya-peko.co.jp/
(不二家ホームページ)
