禱りの糧

今日は日曜
米保存の箱を作る

ただの箱

お客様の為の箱ではないから
１ミリ〜２ミリくらいは無視して気楽に作った

趣味ではないが
営業でもない微妙なライン

独裁者は孤独
誰も「そうじゃないでしょ」と止める人が居ないのは・・悲劇

コサックダンスを思い出しながら作業する
仕掛けた相手は、汚れ役の雇い兵集団
おまけに軍事産業・ITの大国
穀物大国であり・・国民に銃が配布されているような物騒な国だ


きれいごとでは・・なかなか思うようにはならないだろうな

いつも戦闘状態の毎日だが

ネズミ相手なのは幸いだ

「来るぞ」
「備えよ」

今日は2月26日・・
かの東京で青年将校達が反乱事件を起こした日

明らかに暴力事件となっている

では文民的に解決したかといえば？
それは難しい
事件そのものは、教科書の片隅に書かれているくらいに隠された
興味がある人は、その時代背景や貧しい農村の暮らしにも理解を深めようと探究するだろうが・・
同じ様に現代では、暮らしに追われてそんな過去の遺物事件は脳に浮かばないだろう

狭い・狭い水槽世界で半年暮らす小さな魚
実験だ
何処からも食糧輸入しないでも、毎日育っている

この国はかつて食糧自給率１００％だった

夢みたいだが、不可能ではない
略奪文化園を攻撃するのではなく・・
実証して見せたら
或いは他の国も
マネするだろう

前に前に

そんな日だった

もう少しで・三月になる
育苗場に行く
どんな夏になるのかわからないが、行う作業は同じだろう
気持ちを稲に向けた

遠い国に風が吹き始めた
新しい世界に移るには必要な事かな
ふとそんな事を感じる

よその話ではない　日本も同じ

が・しかし
どこ吹く風の毎日を過ごしたい

作業は米保存・ネズミの害がひどい
頑丈な袋に移し替える
延々と続く

工事中の水路を視察する
伝えたイメージが現実化していた
まずは安心する






倉庫に帰る道路を川沿いにする
「鴨」が餌を探していた
私も「餌」を保存する
彼らは、暮らしだけ考えている（それが自然）
私はその他の永遠性も模索する
共感する人は少ないが・・少数だけど・学歴無用・食うだけ稼ぐ仲間がいるし・・最近は徐々に増えている

少年・少女時代に野山を駆け回っていた人は、老年になっても豊か
勉強は一生続くもんだ


ここの川のカモは幸せ
私も仕事が山の様にあって、茫然となるが・・幸せ




































ここの鴨は警戒心が薄い
何でこんなにゆったりしているのだろう？

今日は寒い
鴨鍋・・美味しいだろうな〜
と・・感じた

先行き不透明な時代に突入している
年金関連の取材インタビュー記事を閲覧した
2000千万円だの・それより高額の資産をもっと増やそうとして・・結局「全部失くした」なんてお方も街インタビューで多いのが驚く

元々資産なんて望むことすら出来ない私には違う国の景色に映る

今日はネズミが米の袋を齧るので保護する作業だった
酸化して味も日に日に落ちる
４月になれば虫も湧く

約束や契約なんてしていないが、必ず注文して下さる方の為に11月まではほぼ完全な状態で保存しないといけない
見えない約束は護る方針でいる

テーマは「見えない資産」だった
私の資産はいろんな仕事で得た体験
これは誰も奪えない

農業全般・あれこれ牛飼い・ハウス栽培でトマト・キュウリ・菊栽培・バラ栽培・・農薬で死にそうだった
「逃げた」「逃げろ」
それからは、土木作業員時代をスタートした

左官の弟子
４ｔトラック配送業
お金持ち事業者の個人運転手
製材所のオペレーター・・ノルマがあって一日1200枚の薄板製造しなさいの張り紙を目にしながら機械を回す
やがて工場の修理担当になって、木工・溶接・板金を依頼される

タイムカード押すのがしんどいのでまた転職
大工の修行・・
これは長かった20年以上はやれた
危険・きつい仕事・死と隣り合わせ
得るモノは大きい

それも60歳過ぎると無理

今は米作る仕事
これは85歳くらいでもやり方によっては、先輩たちが見本を見せてくれている

新体験・新経験・日々の新しい技術習得で、毎日が忙しい

もうとんでもない時代が来ている
進路指導は、「生きる為には何が必要か」を本人に再確認させた方がいい

今日の感想です