実りの秋近し
緑一面だった田んぼは黄色くなり始めた
今年も忙しくなりそうな気配

早く水分が抜けた圃場から色が付いている
湿り気が多い場所は青い
今年は通常より早くどこか選んで収穫しようと思っている
在庫米が切れているからだ
(あと20日我慢しよう)
夕方倉庫に居たら・・目の前で・・
一粒実験の鉢の稲が大家のお婆さんにいきなり刈り取りされてしまった
「あのう〜〜」
「それ刈らないで下さい」と声なき声で説明した
草取りに夢中だった大家さんにはただの草に見えたらしい
投げ捨てられた稲穂を拾い・・
軽トラに載せた
人間・・言葉で確実に伝えておかないと、意識は伝わらないと知る
一事が万事・・耳塞ぐ人に語っても・・伝わらない場合もある
「逃げろ」と好意で語れば・・逆効果
「余計なお世話だ」と思われるだけ「どこに逃げるの?」と問われたら?
いい大人だ・・「ご自分で」と答えるしかない
話が地球規模になり・・説明不可能となる
(よそ事・ひと事・みんな野山に向かうだろうが・・どこもコンクリートの塊だらけ)逃げ場はない
お勤めしていない百姓稼業の身
「世間の雑事」には見向きしないようにしましょう
秋なんだ

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