禱りの糧

今日は大晦日

陽射しが暖かかった

あまり音を立てられない日なので新年を迎える準備の日とする

お昼・・山の柚子園に新しい榊を伐りに行った
時々妹が「猪が暴れて困る」と嘆くが、これほどとは思わなかった
重機入れたの？と訊ねるくらいどこもかしこも掘り尽くしている
まわりの柿園がみんな柵で予防しているせいで、柵の弱い部分から毎晩侵入しているようだ

以前はこんな事無かったのに・・
猪の世界に変化があるのだろう
根がダメになる前に対策が必要になった




山の中に入る時と降りて来る時と意識が変わる場所で空を眺める
どちらも気持ちが良い




倉庫に帰り軽トラを洗う
普段は高圧洗浄機だけだがスポンジでこする
白くなった


根深ネギ






（芯が黄色い）三回土寄せしたがまだまだ伸びる
専門の栽培農家は専用の管理機でどこまでも伸ばす
販売用ではないから間引きしながら抜いて帰る

私もきちんとやってみないと判らなかった・・
本だけでは感触がつかめないのが感想

TPPは発効した
品目で苦境に陥る農家も出るだろう
防衛策は「隙間商売」か
大面積思考や大規模農法では作れないモノで生き残るしかない

未来を模索するグループと
過去の事例にだけ頼る人ともう極端に分かれてしまった

人は人・・・
「オタク」でいいと思う


掃除が終わり
蕎麦を食べて今日は終わった

２月１７日・祈年の祭りの日

出雲に旅する




２月１８日
稲田神社参拝
雪深し






帰路・・物部神社に立ち寄る






５月１４日
稲の種浸水後の乾燥

５月1５日種降ろし


６月１日の苗の様子
育苗
6月中旬〜７月初めまで代掻き・田植え作業




８月１日・中干しと除草の月


９月・・出穂・開花・穂が大きくなる月


１０月・・取り入れ


11月・・遅い取り入れ終了・・来年の稲作用籾種を保存する





来年も稲作が出来ますように・・

私の役目と思っている

推進機関を持ち、燃料を燃やしながら進む船が登場したのはつい最近の出来事・・

それ以前は風を受けて走る船ばかりだった

食糧と水さえあれば世界中を旅出来た


２０歳の頃３回くらいだったけど
小戸ヨットハーバーから毎週日曜日にヨットに乗せてもらう機会があった

イメージより高速で走るのに驚いた

それに風上に向かって進むのにも驚いた

○一日海にいるのは楽しい

船酔いには強い性質と知った

揺れる船と相性がいいのか


船の持ち主は段ボール会社のオーナーだったが、何で段ボールと船と？関係あるのかわからないが、会社経営の頭脳と風を操る頭脳の切り替えを楽しんでいたのかも知れない

陸上育ちで海を知らないまま育って、その頃の体験は強烈に記憶に焼き付いている


船長は語る

何か事が起きたらエンジン船は身動き取れないよ
この船は風さえあれば自由だ・・と

確かに便利な世の中になった

それは燃料がある間だけ

燃料が必要でなくて自由に動けるのは素晴らしい


帆船とは相性がいい

気象予報は年末寒波を知らせる
今年最後の晴天になるのか

籾摺りする










ここは、私の学校

校舎はないが学びの場所

空から学び
土からも麦からもお話を聴く

量子力学の理論は為になる

見る側と視られる側が共鳴してこそ「世界」はそこに現れる

反応しない現象は「無い」に等しい

太陽さえも関心がないなら存在しない人もいる

「うどん」が草の実から作られているなんてどれほどの人が思うだろう

白い小麦粉が、実は「光の化けた粉」だと理解出来るだろうか

なんとなく思った

陽が沈んで行った

3:55
競技中のサッカーの場面

選手は動かない

ボールが足元にあった

後ろに「セナ」がいる
場外だから選手ではない
セナは亡くなったはず
F1レーサーがなんでサッカーと関係あるのか？

彼の仕事は決められたコースをより速く走る事で成り立つ

サッカーは決められた時間内にいかにボールを蹴り込むかが仕事
走らず・・ボールが転がっているだけでは首になる



関係無いわけでもないようだ


何でも物事は「いつまでも・・」というわけではないようだ

考えていたら眠れなくなった


「グライダー」を思い起こした
好きでこれでずいぶん寄り道してしまった

動力もないのに何時間も飛んでいられる飛行物体だ

飛び上がればいつも降下しているのが動力となる

見た目は同じ高度で飛んでいるけど
いつも落ちている状態

それがとても魅力的

まわりの空気が上昇しているから地上に降りて来ないでも済む

上昇気流を素早く見つけて高度を取る
刻々と下がって来る
又高度を稼ぐ

その繰り返し

「シィー」とか「サッァー」とか静かな音しか残さない

いつまでもは飛んでいられない

風がなくなると
ドラマは終わりとなる

世界最速の男は早く死んでしまった


この地上の物語はすべて
時間が決められているゲームみたいなもんだ



タラタラするんじゃないなぁ
4:14

夜明けまでもう少し眠ろう