朝から小さな仕事がたまっていたので今日は何屋かわからない一日だった
玄米の加工品の配達
講演CDの製作
水漏れする居酒屋の水道工事
自分の工房の天井張り
業種がわからないけど稲を作る為の資金稼ぎと思えば間違いない

川を見れば葦が繁茂している
なるほど・・
こうした水辺に食用に適する植物を古代の人が見つけて育てたのだなとイメージ出来る
今の人が語る
食べていかなければいけないから働くと・
古代の人の食べていかなければいけないと思っている気持ちとずれを感じる
私の場合はなるべく直接に得たいといつも思っていたから人間の業者が出来る事は自分も人間なのだから出来るだろうと思っていつも新しい事をやって来た
頼めば対価としてお金が必要になる
ずっとお金には縁がない
貧しいゆえに、いつの間にか覚えた事を使ってお金を得ている
専門家にはなれない
どれも素人だ
厳密な仕事の場合は他に頼んで下さいと柔らかくお断りする
稲作も同じように、それで全生活を賄おうとしたなら今の10倍の規模が必要になる
あくまでも私一人で完結するくらいに止めている
本当に忙しいのは育苗期と田植え時期
そして取り入れの季節
消毒や化学肥料の散布などの手間は省いているからある意味楽と言える
直接食べ物を手に入れ
直接自分で家の修理が出来るなら効率がいい
遊んで暮らしているようなものだろう
死ぬほど働いて自殺するより遊んで暮らした方が良いと思うけど
みんな世間体を気にする
私は気にしなさすぎるから何時も叱られる
常識のかけらもないと言われている
無理やり勉強させられて
学校に行くのが正しいと思っている親に生まれたら大変だろう
面白い進路はいくらでもあるのに
中学生の試験を100点取れる高校生が何人いるだろうか
義務教育段階のレベルは高い・・読み書きそろばんが出来れば一生困らない
中学を卒業して7年間何かの手仕事の修行をしたら22歳で一人前になれるのにと私は何時も考えている
(実業高校は絶滅している)
手で覚える発想はもうない
時間を差し出して・・そのお金で生活物資を得るのが今の常識になった
困難な時代がもうすでに始まっている
大学で学んだ知識を活かせる職なんてロボットが代行する
原始人が出来た事は今は到底できない
せめて原点を何時も考える習慣を私もつけようと最近は強く思っている
理解した人は少ないけど自立を目指している
石油の採掘会社がバタバタと倒れている
台所にその影響が及ぶ日は何もかもが動かなくなる
みんな石川啄木のように
じっと手を見る事が大切だろう

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