禱りの糧

今日は雨だった
外仕事が出来ない・・
工房で午前中藁を選る（すぐる）・・例年この時期に神社に奉納する
百姓屋なら田の字型の土間でする作業だ・・
唄にある｛与作は藁を打つ・・トントン・トン｝




午後餅米を積んで行商に外出
ハゼの色が鮮やかだった








確かにハゼは雄と雌の株が違う・・
色は実を付けない雄株の方が鮮やかだ
雌株の全体の色はくすんで見える・・でも迫力がある
「いのち」を継続している


夕方久留米市まで足を伸ばす
コーヒータイム・・

テーブルの上の花を見つめる

今日は終日対象物をそのまま見た場合と、ヒカリを当てた場合の変化を考えていた

同じ白い花が違って見える・・
元が一つで枝別に花を咲かせている・・未来がそこにあった
テーマが繋がっている・・




明日から外稼ぎ・・
まだ小作料が残っている・道具を積み込みに行く
しばらく大工になる予定

筑後川の土手に立つと、雲の隙間から夕日が覗く
刻々と姿を変える

まぶたを開けた目に見える

今日はプレカット工場の依頼の仕事

土曜日で、工場長が管理に一人
私は静かに、ノミと丸ノコを振り回す


出来た材料を正確に加工出来ているか試す


メス材７M・・でかい・・オス材７０センチ（笑い）




合体・・夫婦円満・・この家は安泰だ




5：03　広川の夕日

朝８時・・・
墓敷地・・見積もり
防草シート切り売り・・・
２５００円頂く・・




隣に目を向けた・・
目が輝く・・
「やぁ〜・・再生のシンボルだ」



















別件の溜め枡工事を１１時に仕上げる・・

作業の終わりの頃

ランチの誘いあり
行商の予定もあり・・場所と時間の調整をする・・

行った先に、蕾・華やかな頃・茶色に彩られた花

一株に凝縮された姿をしばし眺める

「今日はなんという日だろう・・」






カラス・・

・

暑くもなく・・
寒くもなく・・

そして気持ち良い一日

私はセメントをコネて左官の仕事・・・

山の裾で土いじり・・・

そして今日は過ぎ行く

季節の花いろいろ


春の花
夏の花
秋の花

そして冬の始まりを告げる花
山茶花が今年も咲いていた・・

子供の唄をリズム豊かに口ずさむ
そんな年頃はその歌詞が似合う
ただ消防署が無粋な決め事をしてしまったから、歌詞は昔語りになってしまった

円熟してからのテーマの山茶花は、ちと恨みがましい・・・
ご免だ（笑い）






バラは節操が無い（笑い）
年中咲いている・・
露地モノは別








前方から夕日を浴びる
フロントガラスに雨・・・
振り返りもせず「虹が出ているはずだ・・」
つぶやく
土手の路肩の空き地に車を停めて、振り向く・・
やっぱり虹だ
数枚撮影したら・・消えてしまった

その日・・その時は・・ほんの数秒しかない

「後で・・」なんて思っていたらその映像は見えない



その後の夕方の雲