関東の友人がバケツで稲を作っている・・
写真を送信して来た
よく育っている
自分が食べているものを観察することは、良いことだ
一本が二本になり
二本が四本になり
四本が八本になる
そしてもっと増えて花が咲き・・実が付く
秋に黄金色に熟しご飯茶碗一盛りの米が出来る・・
楽しみにしているようだ
一家に必要な田んぼは米だけ食べた場合
一家に一反くらいか?
祖父母・お父さんお母さん・子供三人で一反か?
私の作付け面積で12〜15軒の家庭を賄える
多いか?少ないか?
みんなその数字の意味が理解出来るか
それはわからない・・・
約200万くらいの農家が、1億2千万から3千万人の国民をカバーできるだろうか?
一億3千万の国の食料は、隣の13億人の国の人に横取りされない保障はあるだろうか?
食べ過ぎは心配しなくていい
食料確保のために、「食料増産に励め」と子供達を叱咤激励しなければ、飢えが来る
年寄りはいい・・
存分に食べて来ただろうから
今からが大変だ
勉強しても食い物が大切だ・・腹が減っては勉強できない
バケツでも、たらいでも稲を作り
ビルの屋上でも野菜を作る人が増えるようになるだろう
食料生産国の農家が気象異常で困っている記事を読んだ
のんきな日本のマスコミは報道しない
川の水位が下がり内陸の穀物が輸送手段を無くしているそうだ
「風が吹けば、桶屋が儲かる」そんな小話があった
他国の異常気象が日本人になんの影響がある?
あるさ・・
現在の食料自給率は1パーセントを切っている
嘘でないのだ
「あなたが歩いていける場所に、食べ物を生産している人が何人いますか?」
「農家がありますか?」
「エネルギー自給に挑戦している研究者がいますか?」
居ると答えた人は限りなく幸せな人だ
商社は頑張る・・地球の反対側のブラジル奥地に投資して、日本人用の耕作地を開発しているらしい
だけどどこにでも、すぐ略奪したがる人種もいる
果たして2万キロ無事に日本に運んでこれるのか?
小心者の私は心配する
電子の数字だけの財産は信用できない
「現物主義の人」は現物の米や野菜が目の前に無いと心配だ
実際に現場で働かないと不安になる「現場主義」の人間だ
可愛い子供には、腹の足しにならない空想の知識より
種を降ろし・育て・料理を教えるのが今日からの親の務めだ
庭やベランダで「庭鳥」を飼い・・解体して食べる訓練は必要だ
とんでもないと思っていてもすぐそうせざるを得なくなる
九州の西の方の海では根こそぎ魚が獲られている・・
程なく魚はいなくなる
いなくなったら田んぼで鯉やドジョウを飼おう
そんな事を考えている朝でした

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