2014年02月27日05:15
実際にいた人物だったが、彼は他の研修所で学んでいたのでこの寮には居なかった
片目の男だった
夢の最後に登場していた・・・
それに気が付き・・・ハッとして目覚めました
そして、この何気ない過去の記憶の夢には意味があった事を認識した
それはそれまで「無かったものを有るものにする錬金術師」の姿だったのです
「飢餓迫る日本」を読み
感想の日記を書いた夜に見た夢は、対策無しと見えるけども、無いから諦めるのでなく
「有るものを見えるように・・」しなければいけないのでしょう
毎年化学肥料や家畜糞無しに育つ稲は甘く
食べた人の細胞の中から、不安の因子を洗い流します
神秘主義でなく
実証実験で食べた人は、あっちにふらふら・・こっちにふらふらの状態から確かなモノを感じ取る体になっていきます
私が言うのでなく食べた人が言っているのです
私一人で作付け出来る面積は限られています
石油が止まれば、はい御仕舞い・・
世間一般の標準米の価格は安く
それにつられて私の米も安い・・
人は価格の話ばかりしかしない
だから米農家は潰れ続けて激減する
老人ばかりの現役の百姓は毎年減り
息子娘に農業を継続させる親そのものが亡くなって行きます
稲作は一年で一作
一生掛かって一体、何作体験出来るでしょうか・・
定年過ぎた男は使い物にならない・・泥にまみれる作業はプライドが邪魔する
時の流れを無視した空間に生きる者しか作れないのが米なのです
ご理解ご協力お願いします
2014年02月27日04:52
宿舎を出る日の夢だった
荷物の整理の、ワンシーンの後は目覚めて
夢半分・無意識と顕在意識の半々の中で考えていた
一年間昼間の農業実習を学ぶ施設の期間の終わった夜の場面だった
作物の生育を観察する為には朝と昼間と夕方遅く実習作業をして、時には夜の様子も観察しなければどんな作物も理解出来ない
生き物を学ぶ者にとって、住み込みして朝昼晩観察勉強する事は、必ず必要なのです
宿舎は、何かの収容所か服役の施設のように6畳の部屋に4人の仲間が寝起きする部屋が標準だった
自ら学ぼうと意識してその施設に来た若者は見た目は貧しく無骨・・都会の若者のような洗練されたセンスは無い
みんなで、朝昼晩作業服で過ごし
丼に山盛りの冷たくなったご飯とおかずの皿を食堂と調理場の仕切りになった棚からとりだす・・男ばかりの汗くさい食堂の場面もあった
一日農作業を日が落ちるまで体験して
暗さを増す空を見つめる事も学びの一つだった
夕方の空を観察する「観天望」の感覚を身に付ける為だった
雲の動きを種類や流れる方向で判断して、低気圧や高気圧の位置を予測するのである
季節の標準より高いか低いか・・
机上で天気図を広げて、考える
それ以前に作業服の下の肌で気候を感じ取る訓練だった
他人の知識を暗記する他の学校と違い
そこは生き残る為に自然現象と一体になる為の修行の場所だった
自分で判断して明日の予報
明後日の予報を仲間と言い合い
誰が正解を出すか競った
そこにはスクリーンもスポーツも色気もない空間がある
近代的な思想と建物が乱立する直前の時代の研修所は県の施設で、費用は自分の食費以外は只だった
試験作物管理の為に、当番で休日も圃場に残る者には、給食がないので一日分の食事費が支給された
福岡県の農政課の管轄の試験場は、この地域に合った品種の選定や、独自の品種改良を業務にしていた
実際に栽培する労働力を、賃金だけで動く人には依頼出来ない
時給計算出来ない世界がある・・
国の農業部門の予算はその頃も年々削られて行っていた
工業部門を優先して、得たお金で外国の食糧を買う事が正しいと思われていた
「日本列島改造論」の当時の総理大臣の本が売れていた
県の公務員である職員はある期間は百姓の格好で鍬を振るうが、毎年の春の辞令で県庁に戻り、ネクタイを締めて机上の人になる
指示する側は「期間限定の人物」
指示されて働く者は生家に帰り「一生を田畑で暮らす者」の共存する奇妙な空間でもあった
予算不足の中で工夫して品種改良をしていた施設には、細かい観察と賃金抜きで動く若者の作業が必要な仕事なのだ
学ぶ意志のある若者ならデータを改ざんする事無く、素直に指示に従い日々記録する
強制収容所か服役収容所のような空間で時間の流れと作物の生育のスピードを感覚で覚えた
それもこれも今夜で終わりの場面だったが、後日自分たちの布団や、日常に使っていた身の回りの品を一晩預けて置く為に、留守番役が必要だった
見守り役が必要だった
片目の男が見守り役になった寮をあとにする夢は、意味がある・・
先の戦争は終わっていない・・
本土決戦すると自国の犠牲が多すぎるから講和を勧めたのだ
その代わり・・日本人の文化と言葉を駆逐するため食料を武器にした戦闘に切り替えた
「戦争映画のシーン」は一般のスーパーマーケットで再現されている
気が付かないだろうが、爆弾を抱えて突撃するのは裏のラベルも見ないで買い物をする人々だ
添加物と一口にくくってはいけない
もう自然のまま
素材のままを売ってはいけない時代だから必ず遺伝子を傷つける粉がまぶしてある
それが現実・・
夢であって欲しい・・それが現実だ

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