2009/8/27
江藤さんのお米 おすすめのモノ・店
--------------------------------------------------------------------------------
3年前から江藤さんの稲作りのお手伝いをしています。江藤さんは本業は大工さんです
が、何でもできるオールマイティーな人です。私の講義録CDを制作してもらっている他
に、ムスビのレストランで商品を置いている木の棚や本箱、エントランスのテーブルの
制作、薪ストーブの煙突工事まで、何でもこなしてしまいます。なので、とても頼りに
なります。
その江藤さんの田んぼで、稲の種まきや田植え、稲刈りなど、稲作についての大切なポ
イントを学ばせてもらいました。その稲は普通の刈り入れの時期を約2、3週間近く遅
らせて収穫します。果物で言うと完熟状態まで待ってから収穫する、と例えるとわかり
やすいかもしれません。
収穫してから稲を掛け干しせずとも、植えたまま干すので、掛け干しのお米並み、いや
それ以上の甘みとうま味が増します。小粒ですが、私が今まで食べたお米の中では一番
の美味しいお米です。不思議ですが、このお米は時間がたつほどに熟成して美味しくな
るのと、虫が湧かないのです。生命力が強いのでしょうね。稲の色も普通の稲はこの時
期、濃いグリーンになりますが、江藤さんのお米は黄緑の若葉色に光り輝いています。
先日、桜沢先生の直弟子に当たる山口治先生にお米をプレゼントしたら、先生から、こ
んな美味しいお米は初めてだと、絶賛のお言葉をいただきました。
ムスビのレストランで提供している玄米ご飯は、この江藤さんのお米を使っています。
また、店内で販売もしていますので、ぜひ味わってみてください。今年は天候不順で心
配していましたが、元気に育っています。10月末くらいに新米が入荷しますので、お楽
しみに!(k)


1