先の参議院選に続いて、僕の棲む街の市議会選も佳境に入っている。
大阪の北河内の小さな町だ。
当然、公約も地域に密着した政策を唱えてるんだと思ってたら…
確かに街頭演説でも「地域のため」「地元のため」とは連呼する。
「地元出身の…」
「地域に根差した…」
んで、具体的に何するん?
何も出てこない。
とにかく自分を当選させてくれないとこの地域はダメになるって主張やね。
いやいや、意味わからん。
維新は「労組などの既得権団体に属さない…」
いやいや、松井某のやってることといや、その既得権益を自分らで独占しよて思てるだけやろ。
自民の候補は、昨年の地震を例に挙げて、奈良県につながる山道(一応、国道なんやけど)が開かずの踏切になって緊急車両も通れなくなるって主張をする。
ほな、この地域に関係のないF35を買う金、1機分でええからさ、この地域に回して来いよ。あんたが主張してる問題解決するから。
この地域にはミサイルも翔んでくるはずもないし、ましてや軍隊が進駐してきても何もない。F35なんていらんよ。
いつ攻めてくるかわからん他国軍やミサイルの心配よりも、毎年甚大な被害を及ぼす天災の対策した方がええに決まってるやん。
防衛庁は防衛省に格上げされたけど、地震や火山や台風の担当省庁は気象庁の中の小さなセクションでしかない。
根本的に問題解決する気ぃないやろ、お前ら。

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