本、読んでねーな、って思ったけど、新たに買いに行くんも邪魔くさいんで、書棚を探してると懐かしい本が出てきた。
アレックス・ヘイリーによるマルコムXの伝記だ。
洋書を買ったのが、今から30数年前。
当時の僕のヒーローの一人が、モハメド・アリだった。
彼の自伝が映画化されたのが高校時代。彼のスピーチ、話し方をよく真似したっけ。早川から発売されてた伝記は愛読書だった。
徴兵拒否でライセンスを剥奪されていた時代に撮られた映画をTVで観たのもそのころ。
その中で、ショックを受けたのが、マルコムだった。
んで、この洋書を買った。
辞書、首っ引きで読んだっけ。
僕の中の「抗う」姿勢は、彼ら二人の影響が大きい。
それに、基本的に僕のプレゼンは、マルコムと、マルコムの影響を多分に受けているモハメドのプレゼンの物真似からスタートしている。
そういう意味でも勉強になったっけ。
十数年が経ち、スパイク・リーとデンジーとで、映画化された。
思い入れが強い分、どんなに映像になってたのか、分らんかったので最初映画はよう観に行けんかったな。
その時、発売されたのが翻訳された伝記。
はー、こんな意味やったんかー、ってのが改めて理解できたのを覚えてる。
懐かしいな。
もっかい、原書を呼んでみよかな…

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