製造から59年

熊本電鉄で走っていた

電車 通称
”青がえる” が 最後の運行を終えました。 最後の走りを一目見ようと多くの青がえるファンが駆けつけました。 その中の一人に私もいたわけですが・・・

ラストランは2月14日の日曜でした。 その1週間前の7日からは特別に毎日の運行でしたが、 この頃は青がえる電車

の老朽化で土日だけの運行だったそうです。 製造から59年 最初は東京渋谷で走っていて つり革には109の文字がそのままになっています。 これは東急デパートの宣伝のつり革だったのでしょうね

でもそれがそのままになって走っていたってすごくないですか

びっくりポンです。
熊本にきたのは製造から28年経った昭和60年だったのでしょうか、 熊本にきて第2の人生を熊本電鉄で31年間走ったと聞いています。 東京で走った期間より熊本で走っていた期間の方が長かったなんて嬉しいですよね


走っていた場所はとなり町の西合志御代志駅から熊本上通りにある藤崎宮前駅終点と、 国道3号線沿いにある北熊本駅から熊本城の西の方に位置するJR熊本につながる上熊本駅が終点の2つです。 通勤や通学 お買い物に多くの方に利用され愛されていた電車のようです。 私はその沿線に住んではいませんので 乗ったことも その電車のこともあまり知りませんでした。
いよいよラストランが近づいたある日 その電車に思い入のある友達が 一緒に乗りにいかない?と誘ってくれたのです。 すぐにOK


となり 乗りに行ったのです。 つり革もそうですが 扇風機もブリキの扇風機が電車の天井に付いていたり 車内もレトロ感いっぱいでした。 乗りに行った時には車内あちらこちらに「ありがとう青がえる」のメッセージカードが張られていたり いなくなってしまうこの電車を惜しむ声が聞こえてくるようでした。
最終日近くになるとTV

でも青がえる電車の特集が組まれて放送があったり ニュースでも取り上げられました。 私もNHKくまろくの番組に写真を送るとすぐに放映されたそうです。 でもどうして青がえると言われたのか知っていますか? それは電車の形が下膨れのカエルの顔に似た形だったからだそうです。 なんとも愛嬌のある電車だったのですね。 本当にたくさんの人に愛された青がえる電車 長い間運行お疲れさまでした。 そしてありがとう・・・




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