もう一度、文科省が勝手に決めた子どもの年間放射線許容基準値20ミリシーベルトの件。
ふと気付いたのだけれど、経済産業省はもちろんのこと、文部科学省も、「日本原子力研究開発機構」などを通じて、原発推進を行ってきた役所だった……。
で、学校は文科省の管轄なんだけど、幼稚園は厚生労働省の管轄。
厚生労働省っていうところは、ホームページ(
http://www.mhlw.go.jp/)を見ればわかるとおり、「健康・医療」「子ども・子育て」「福祉・介護」「雇用・労働」「年金」など、国民の健康や生活、生存権にかかわる仕事をしてくれているところだ。
そして何より、原子力推進と縁のない省庁。
というわけで、子どもの20mSv/y問題について、その気になれば文科省とは別のアプローチで考えることができるはず。
おまけに幼稚園が管轄となれば、小学生以上に地面に近く、放射能の影響も受けやすい。将来のこと、命や健康についての問題を扱う省なら、当然問題としてくれる可能性はある。
……というわけで早速、政府と文科省に「文科省が勝手に決めた年間20ミリシーベルトという基準の撤回を強く働きかけて欲しい」とお願いのメールを出してみた。
幸い、厚労省には国民参加の場として、「国民の皆さまの声募集」コーナーがあり、フォームも用意されている。
https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html
賛同される方はぜひご協力を。
ちなみに前回書いたFoEの署名では、「1,074団体および53,193人からの撤回を求める声を提出」されたそうです。
http://www.foejapan.org/infomation/news/110502.html
さてさて、インターネットはアノニマスであることがとても魅力的だと私は思ってきたし、今でもその気持ちはまったく変わっていません。
ただ、今回、ちっぽけでアホウで無力な私が、たまたま原発マニアだったせいで作ったサイトは、ツイッターと連動させる意味もあって、本名でやってます。
なんか、ハンドル作るの面倒になってきた、って感じ。

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