つくづく自分は、持続力がなくて、飽きっぽく、根性とか地道さとかとは無縁の存在だ。
やめとけ、やめとけ──。
そう思いながら、またぞろ新しいお話を書き始めてしまった。
ヒミハコの次の章を完成に導くために、リハビリのつもりで全然タイプの違う話を書きたいと思い、GGSDを書き始めたのがかれこれ4年前の夏──。
そのGGSDの肩の力を抜くために、軽い気持ちで2ちゃんに投稿したホンジョロイドは、なんとか2011年初頭に公開にこぎつけたものの、ついうっかり「つづく」なんてしてしまってる。
……あれは、一話完結のつもりで、いつ終わってもいいように書いてる筈だったのだけれど……。
で、そのホンジョロイドの続きやGGSDの続きをちびちびいぢっているうちに、昔メモ書きしておいた「あれ」と「これ」が不思議な化学反応を起こし、
「もしかして、あれとこれ、ひとつの話にできるんぢゃね?」と気がついたのが運の尽き。
思いついたアイデアを肉付けし、ストーリーとして書き起こすのは、到底全部できるわけじゃない。
だったら、可能な限りまとめることができるものはまとめて、3〜4作分のネタを一つの物語にしてしまったらどうか?
そうすれば、お話としてもいっぱいネタの詰まった濃いものにできるかもしれないし、少なくともアイデアを無駄にせずに書く時間は圧縮できる。
──そこまでは確かに間違いではない気もする。
でも、これまた私の悪いクセで、お話を書き始めると、登場人物たちの会話が楽しくて仕方ない。
っていうか、物語の進行上ははしょった方がいい部分でも、余白的にキャラが自己主張するシーンがズンドコ量産されてしまう。
そういう所は後から削除するのだけれど、(自分的にはそこが面白くて)どうしても切れない部分もある。結果、テキストの分量が増える。
なかなか話が進まない。
私には珍しく、まだタイトルが決まっていないその話は、もともと「超・問題児!」「偽装催眠」「メグルキ」という3つの別のお話をひとつにしたものだ。
もちろん、それぞれの設定は大幅に変更し、出てくるキャラも違うものになっているけれど、3つのおおよその流れが一つのお話にまとめられている。
ただ、GGSDもかなり書き進んでいて、しかし「ひととおり完成するまで公開しない」というマイルールを設けたため、なんとかそちらを先に上げねばとも思う。
完結していない秘密の箱はもちろん、バッドトランスもなんとかしなければ、と強く思う。
残念ながらニューロフューザーは、あれを書いてから随分後に、攻殻機動隊S.A.C. Solid State Societyを見てしまい、かなりネタ被りが激しいので、相当な練り直しが必要だ。(真似になってしまう)
まだ序盤だから、すでに公開されている部分はそのまま、テーマや構成を変えないとならないが、かなり難しい作業になるので、後回しにせざるを得ない。
──あと、何だ? 何かあったっけ? 何が残っている?
あ、そっか。ぜらやなたり。か。
あれは、「ネバーエンディングストーリーでもいいんじゃね?」と思ってるわけだけど。(リレーだし)
ところで、「大人のための催眠術」さんは管理人さんが忙しすぎて、ほとんど連絡もつかない状態。
なので、もし次に私が公開できるようになったとしたら、
自分のサイトでひっそり公開するか、逆に「催眠もの」ならいよいよE=mc
2へ投稿、ということになるかもしれない。
しかし、今はとにかくその日を夢見て、書くしかないわけで、「もう何年、同じマラソン続けてるんだよ」という話。
それがいつになるのか、果たしてその時が来るのか。
実は一昨日、昨日と久しぶりにいっぱいテキスト打って、だけど書いても書いても終わらなくて、その果てしなさに気が遠くなっている次第。
──書ける時に書く。書きたい時に、書きたいものを書く。
これが趣味ライターの楽しみである以上、それでいいとは思いつつ、
……それにしても、焦るぜ、おいw

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