4月後半とはいえ、初夏というにはすでに暑すぎるくらいの陽気。まだ日が暮れる前、名古屋大須観音周辺。
あれ?こんなところにレコード屋?グーグルマップにのってないけどなぁ。
初めての大須観音周辺のレコード屋巡り。
マップで検索していけそうな店は3軒ほど確認している、これから本番のライブ会場のOYSからバナナレコードはちょっと遠いので今日はパスして、2軒寄る予定。
2軒まわった後、最初に行った「グレイテストヒッツ」に戻ろうとしたところで、看板に気が付く。
見ると、シャッグスのジャケットの絵。反対側はCANのモンスタームービー。シロウト書きだが、わかる人にはわかる主張。う〜ん、あんまり時間がないけど、とりあえず店入りますか。
ガチャ。あ〜、右側にアナログ棚、店内細長く左奥にレジとお店の人。なんだかまだ新しい店の雰囲気。奥にCDあるのかな。
※拾った画像(別の時期)なので陳列は文章と異なります。
とりあえずレコード棚を見てみる。ん?ジーザス&メリーチェインの「PSYCO CANDY」アナログ。これアナログ持ってないんだよな。ほしいなぁ。値段見る。んん〜、3,000円以上するのか…。今買う感じじゃないかなあ。
下の棚確認。一番手前の新入荷関連。60〜70年代のブリティッシュフォーク系の女の人の2000年代の新録レコード。名前知らんなw。レコードの手前についてる紙(キャプション)読む。む、面白そう。でも知らんなぁw。
キャプションをいくつか読んでみる。ふうん、ここのお店の人、ちゃんと音源聴いてお店に出してるなあ。なにか信用できる。
アナログはジャンル分けしてあるが、わりと80〜90年代以降のニューウェイブ・オルタナティブ関連が多いよう。ユーロ系のプログレとかもあって結構好み。えへへ、いいとこ見つけた。
あ!ワイヤーの2017年の新譜あった。買おうっと。さて奥のCDも見てみますか。んんん…あ、ここ好きだな。かなり好み。キャプション読むとみんな聴きたくなるな。お〜、80年代のカセットリリースのコンピレーションかあ…、買お。
地元だったら通うな、ここ。時間ないからこれで「グレイテストヒッツ」戻ってジャコパス買わないと…。ん?レジの反対側のワゴンにカセット売ってるな…。国内の音響系とかいろいろあるぞ。ついでに聞いてみようかな。
「いらっしゃいませ」
「これ買います。すみません、カセットテープも扱っているんですか?自分東京から今日ライブで、開場前に来てるんですけど、カセットレーベル始めたところなんで、置いてもらえないかなと思って…」
「あ、いいですよ、うちは置いてもらって売れたら追加注文って感じですけど。ライブはどこでやるんですか?」
「そこのOYSです」
「最近こっちに移転してきたんですけど、店長のシュウヘイ君ちょくちょく来ますよ。まだガソリンやってる頃から知りあいで」
「あ、そうなんですか。シュウヘイとは古い友人なんです。日本のガレージ系とかもご存じなんですか?」
「以前は見にいってましたね、アメリカン・ソウル・スパイダースとか…MAD3とか…」
「ソウルスパイダース!自分MAD3のドラムでした」
「あ、そうですか」
(あ…リアクション薄い…なw)「で連絡先教えてほしいんですけど」
「じゃあこの名刺のアドレスにお願いします」
「あ、はい、よろしくお願いします」
「ありがとうございました」
会話の概要はこんな感じ。で、名古屋のFile-Under Recordsさんで「Soloworks 3」取り扱い頂くことになりました〜!
URLはこちら↓。現在移転に伴いHP改装中ですが整い次第更新するそうです。
URL:
http://www.fileunderrecords.com/
twitter:
https://twitter.com/knewnoiserec
その後、テープ送った後、店主の山田さんから感想頂きました。
「カセットすごく良かったです!ジャーマンロックやフランスのHELDON、近年だとウィーンのTRIOSK〜TANGENTSなどの音響系ファンにもアピールできそうです。こちらでもプッシュしていきますね。」
ありがたいです。ちゃんと聴いていただけるのは本当にうれしいです。
ちなみに購入したドイツの80年代カセットのコンピCD、かなりよかったっす。
ジャケはこちら↓
Sammlung: Elektronische Kassettenmusik, Düsseldorf 1982-1989 / Various Artist

内容についてはいずれ別で書ければいいなぁ…。
今回、謎のエッセイ風でした。こんな経緯で置いてもらうことになったよというのに、なぜ?(←人に聞くな)
ちなみに店舗の写真はFacebook等で拾った画像ですので、問題がある場合はご連絡ください。
本日は以上。では〜。

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