24日中日新聞朝刊「発言」欄に「終戦扱うテレビもっと」という発言がありました。曰く「四年に一度開かれる五輪の放送があるのは仕方ないが、各民放の番組を見ると、軒並み「戦争」「終戦」という言葉がなかった・・・テレビをつければ芸能人のお遊び番組が目につき、今後は戦争は遠のき、過去の遺物になるのだろうか・・・」
私も同様の感想を持ちながら、この番組だけは目を凝らし耳をそばだてて見ました。
局名も番組名も忘れましたが、「空白の一年」「知らされざる一年」、戦後のある年の衝撃的な事実を伝えてくれる、私にとってはとても貴重な映像でした。
遅い晩酌付き夕飯をいただくと、テレビの前で10分もしないうちに寝てしまう私、時には自分の意思で番組を選んで、見るべきものは見なきゃいかんと思わされました。
「発言」で言われるようにテレビでは「お遊び番組」最盛! 車の中で聴くNHKラジオでも、れっきとしたNHKアナウンサーがアーチストと呼ばれる人とたわけしゃべり″を繰り広げる番組が半日ぐらい続くんです。あ、私は聴くに聴きかねて音楽番組なんかに切り替えますけどね。「公共放送」は「受けりゃあいい」というのと違う立場で番組を作ってほしい・・・と思うのは「発言」氏と私だけではないですよね、きっと。

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