女房殿が「大阪へ行く」と言い出した。娘と現地で落ち合うという。
なにしに行くのかと聞いたら「スエヒロ」という店で夕食をするのだという。
西宮に叔父の家があり、小中学生の頃、高校野球観戦や宝塚歌劇観賞を兼ねて大阪付近を案内してもらったことがあったので、ちょっと思い出を辿ってみようと、早朝の鈍行列車で大阪を目指した。
ウォーキングスタイルのおばさん集団に席を占領され、ぎゅうぎゅうづめの通路で立ちんぼ・・・途中下車で席が一つ空いたら、おばさんがサッと自分のリュックを置いて、どこかで立っているらしい仲間を大声で呼ぶ。座ろうとした女房殿がびっくり! 小さな子どもが疲れてしゃがんでいるのを横目で見ながら、おばさんたちは知らんぷり・・・
アジアの人たちの爆買いがどうたら、そのマナーがどうたらいう前に、私よりうんと若いはずの日本のおばさんたち、どうにかならんか!・・・とまあ、貴重な体験をしているんだと無理やり思い、ぎゅうぎゅう押されながら、意地で小説を読んでいた、大阪まで。
大阪はいいなあ。子どもの頃、名古屋と比べても大きくて、なんか活気があって、大きなお濠の向こうの巨大な石垣の上に高々と聳える大阪城天守閣にびっくりして、御堂筋には大きなデパートが2つも並んでいて、通りには人がいっぱいいて・・・よし、そんな思い出の場所に行ってみよう!
女房殿はなんせ夕食を食べに行くだけの予定だったから、観光のための準備をなんにもしていない。自分の記憶をたどってあーだこーだと行く先を決めるくせに、「まっと詳しい地図を持ってこんでいかんわ」と女房殿に文句言ったりして・・・
ま、女房殿の辛抱のおかげさまでいろんなところに行けたから、写真を見てみよう。

ははは、田舎から来ました!(でも、バッグは息子が留学していたイギリスのレスター大学の生協で買ったものです!)

ははは、女房殿の方がまだましだ。

【今日の加齢現象】大阪市役所のトイレを借りました。

水上バスにも乗りました。いよいよ「おじいさんおばあさんコース」です。

やっとの思いで御堂筋にたどり着きました。これ、少年時代に見たとおりの大丸百貨店、え、「解体工事中」の看板が出ている! きっと外観の一部は保存されるにちがいない!と無理やり思いました。

心斎橋は今も岐阜の柳ヶ瀬や一宮の本町以上の賑わいです。

大阪名物の「けつねうろん」を食べました。でも「京風」と書いてありました。
あ、きょうは「木曽川文化会館(尾西信金ホール)」のことで一宮市役所に行くので、この辺にして、ちょっと準備をします。
「風雲真田丸」と本題の「スエヒロ本店」についてはまた・・・

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