やま「大家さん、二日酔いってのはなんだね、一日おきにかかるってえと・・・」
大家「どうなるんだい?」
やま「4日間ずーと二日酔い・・・」
大家「しばらく顔見せないと思ったら、なんだ、そんなことかい?」
やま「二日酔いだからといって休んでられなくてね。4日間大ぇー変だったよ」
大家「尾西コーラスフェスタとやらがあってコロンブスの会での講話があって」
やま「土曜の仕事を日曜に持ってったりして・・・やっと終わったよ」
大家「やまさんは二日酔いになんてならないんじゃなかったかい?」
やま「それがね、ヒノさんてえ歯医者の先生がめっぽう強くてね」
大家「ああ、東海高校の後輩とか言ってたなあ」
やま「三軒つきあったらもう・・・」
大家「一日おきって言うのは、そのあくる日は飲まなかったってえことだろ?」
やま「そりゃあコーラス本番の前日だから、向かい酒もできねえ」
大家「で、コーラスのあとは打ち上げかい?」
やま「そうなんだよ。聞きに来てくれたヒデコさん夫婦からお声がかかってね」
大家「お客さんからお声が・・・ゲーノー人なみだな」
やま「その夫婦がまためっぽう強くて・・・」
大家「で、その次のコロンブスの会の講話ってのはどうだったい?」
やま「どんな会でどんなお客さんで、なんであっしが呼ばれたのか・・・その辺のところがわからなくて、結局行き当たりばったりでね。どうも中途半端に終わっちまった」
大家「ま、いつものことだ。やまさんらしくていい。写真はこれかい?」
大家「おうおう背広で、それらしく写ってる。手をかざして何やってるんだい?」
やま「最後にしょうがねえから歌うたって煙に巻いた・・・」
大家「やまさんらしいね。で、このかわいらしいチョコは?」
やま「一宮の講話の会場から岐阜のお絵かき教室に駆けつけた。30分遅刻。それでも小さい女の子たちがこんなかわいいのをくれた。自分で作ったんだよってね」
大家「いいねえ、見たかったねえ。1,2年生の女の子から73歳の爺さんにバレンタインのチョコ・・・絶景だね」
やま「てえへんな日だったけど、これでチョコっといやされたよ」
大家「平凡だけど、おあとがよろしいようで」

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