昨日(17日)の「起公民館・学習発表会」てんやわんやでした。
開演40分前に会場に到着、公民館長さんのお出迎えを受け堂々と控室へ。
「ようこそお越しいただきありがとうございます」
「いえいえ、こちらこそお招きいただいて光栄です。はっはっは!」
ふと電子ピアノを忘れたことに気づいた! 小学校の体育館だから舞台にグランドピアノがある!
「あのう、あのピアノ使えるでしょうか?」
「学校に許可を得ていないし、鍵がかかっていますので・・・」
うちへ電話して、女房殿に電子ピアノ一式持ってきてくれるように頼む!
開演5分前にピアノが到着! バタバタっと会場にセットする。間に合った!
まったくビックリマークがいくつあっても足りないような事態なのに、メンバーはわりかし悠然と見守ってくれている。私が信頼されているということなのかなあ・・・
おかげさまで(だれのおかげさまじゃ!)全曲アカペラという事態を免れて、1時間半のステージをやり終えた。
前日にトークを含めて90分のステージプランを立て、ヤマカンで予定曲を2曲減らして、実際のステージではアンコールを含め7分の時間超過。
私の場合こういうこと全部ヤマカン・・・何分の曲が何曲だから何十分、トーク何分、休憩時間何分を足して1時間半という風にはやらない、というよりできない。
毎回予定曲をメンバーに伝える過程から、なんとなく時間配分ができている。これって才能かなあ、長年の経験かなあ・・・いや、人間がいい加減なだけだなあ。
というわけで大変なステージだったが、終了後喫茶店で談笑する間も「大変だったねえ」という話がメンバーからは出ない。
もし女房殿が家にいなかったら・・・女房殿の車がピアノを積めないタイプだったら・・・30分では来られない遠い会場だったら、どうなったか・・・
というようなことを考えながら、何をやったかというと、好きな大相撲をテレビ観戦。労をねぎらってどこかでおいしいものでも・・・と考えるまもなく、食卓にオイルサーディンが出た。
「ピアニストのマキちゃんのお土産だよ」
あぐう豚の豆腐鍋、クワイと京生麩の揚げ物、明太子(グリルで焼き過ぎてパンクしたのも含む)そして「天橋立オイルサーディン」!
酒は賀茂鶴、寒造り純米!
ドイツだかデンマークだかで買ったグラスできゅうっと、ああ、広島の香り・・・なんだか私が労をねぎらわれてるみたいな気分だなあ・・・ま、いいか。

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