いきなり読書の話なんですが、日本の小説で『史書』『三国志』『水滸伝』と読んできて『水滸伝・北方本』第17巻目・・・豪傑列伝、活劇悲劇の繰り返しだからようやく疲れてきて、目先を変えてみたんです。
こちらは英傑は出てこない。ミトコンドリアとかウィルスなどがベターっと出てくる。
でもこんな過激な部分もあって・・・
「アメリカ人は共生が好きではないのです。共生なんて嫌だ、俺のいうことを聞け。フセインもビン・ラディンも嫌いだ、だから殺してしまおう、ということです。・・・別に悪口ではありません。単に、そういう文化を持った人たちだ、ということです。」
「一方で、私たちは共生の世界で育ってきたわけです。『自分』が先に立つことはなかった。だから日本人はアメリカ人より偉い、といいたいわけではありません。私たちの社会は『一億玉砕』という最悪の形を生んだこともあるのですから。」
お医者さんですから生物学的な根拠をもって、こういうことをじーっくりと説いていく。表紙にも宣伝してあるように本が売れて売れてしょうがない人だから、経済的にもそう急がなくてもいいわけです。
『水滸伝』なんて明日をも知れない人ばっかり出てきて、いつ死ぬかいつ死ぬか、忙しいんです。この違いが読書の疲れを休めてくれていいんですねえ。
雑読の極み、という感じですが、今日はひなたぼっこクラブで「英語の絵本」を読みました。昭和27年に成人式だったというおじいちゃんなんかが、スラスラと分かるんですね。日本はすごい!
で、「コンサート、今後」という問題ですが、当日いただいた花束の一部をひなたぼっこクラブに持っていきましてね、お絵かきをやってもらったんです。
子どももいっしょに一心不乱に描いている。お母さんが撮影、いい光景です。
で、作品展!
すごいでしょ! 実は朝現場でスケッチしたものをコピーして渡して、それにみんながソフトパステルで色つけ仕上げしたんです。それにしてもきれいでしょ。
私がスケッチしているところを見ていた人たちもいて、これも「お絵かき教室」ですよ。それと1枚だけ違う作品がある。私がセンセーぶって描いた絵です、調子こいて。
同じお絵かきを要支援学童保育所「リトルスター」のみんなにしてもらいました。こちらの作品展はこれ!
右上の絵を描いた子は、パステルを重ねてこすってこすって・・・色がだんだん変わっていくのがおもしろくて・・・10色目ぐらいに黒を持ちだそうとしたから「元も子もなくなるから!」と取り上げました。元も子もなくなることを体験した方がよかったのかなあ。
コンサートに浮かれていた後としては、けっこう疲れる仕事なんですが、夕方子どもたちといっしょに『アンパンマン』を見て、お迎えお帰りを見送っているうちに疲れを忘れるんですなあ。
その保育所のすぐ下の川では、カモが集団で遊んでいましてね。これもいい光景ですなあ。


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