北方みなみ子ども館で仕事納め。
ほかにやることないのかというくらい、お絵かきで明け暮れたなあ、2014。
あ、「お正月を飾ろう!」と描いてもらった色紙、6人分渡し忘れてしまった!
家で「お絵かき教室でなにやっとるの」と言われているかもしれないなあ。
かといって今日からお休みだから、取りに来いというわけにもいかないし。
加納と北方みなみは20人規模、年齢も2歳から高学年までまちまち。
子どもたちの間を駆けずり回って・・・おとなしい子は「センセー!」なんて呼ばないからほったらかしになったりして・・・教室と呼べるのかなあ。
「ひなたぼっこくらぶ」、加納の方は絵手紙教室ということで内容が固定しているから成果もはっきりしているが、北方の方は「やまぐちセンセーのやりたいこと」ということになっているから、おじいちゃんおばあちゃんもどちらかというとやりたいことをやっている。
最終日のじいちゃんたちの会話。
「里見浩太朗のおとっつぁんは憲兵だったんだ。日清戦争のとき」
「へえ〜」
「わしは最後の志願兵だったよ、太平洋戦争の。戦地へ行くことが決まった明くる日、終戦になっちまったけど」
「8月15日、悔しかったなあ。でも、ああよかったとも思ったよ」
「そうだ、日本の戦車なんかきゃしゃで今にもぶっ壊れそうだったのに、アメリカの戦車はデカかったからなあ。砲身が倍くらい長いんだ」
「長いと飛ぶからなあ」
「兵隊も腹減って走れんから戦車に轢かれたっていうもんなあ」
「欲しがりません勝まではなんていったって、デパートにだって欲しいものがないんだから」
「竹やりで突撃―ってやったなあ」
「それが、北海道には竹がないんだ。なんとかいう木を削ってね」
やまぐちセンセーの仕事は「聞き役」、100円のコーヒーを飲みながら。時にじいちゃんたちといっしょに軍歌をうたったりする。
リトルスターでも、みんないっぱいお絵かきしてくれたし、
写真も撮ったし、
あ、こんな「行く年くる年」みたいなことをやってるうちに、もう8時だ!
はははは、今日は午後「和光会終礼式」があるだけだから。
さあ、失敗にもめげずに年賀状の宛先書きをやるぞ!

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