一宮歩こう会という、非常に優れた団体があります。
一宮市を24の地域に分け、24か月かけて歩きつくす。
そして「ふるさとのお宝」を発見発掘し、郷土を見直そうという・・・
町長時代「自信と誇りの持てる町づくり」が一枚看板だった私は、特別会員とかでその会の末席を汚している。汚しっぱなし、ちっとも歩かない。
今回のウォークでは参加者にその地域のお宝の写真を載せた「絵葉書」を進呈しようということになっています。すてきな企画です。
このことに、なんせ特別会員である私はうっかりものを言ってしまったんです。
「1枚は地元の絵描きさんによる“絵”葉書にしてはどうか」
で、提案者の責任上、各地の絵描きさんに私がお願いして、じゅんにお宝スケッチを描いてもらっているんです。
それが! 14日に大和町で実施されるウォークの分を頼み忘れていた!
さあ、どうするか・・・3人の絵描きさんに頼んで全部断られた。「そんな急な話、あかすか!」
これをどうするか・・・私、自分で大和町に行って描いてきます!
いつ? 今日中に印刷に回さないと間に合わない!
お仕事遅刻・・・電話の前で頭を下げて、これから行ってきます。
こんな「やっつけ仕事」はれっきとした絵描きさんはやらない。
こういう“ええ加減な”ことは、中途半端で鳴らす私にしかできない。
「今回の絵はへたくそだなあ」・・・そんな批判に耐えるのは、見渡したところ私だけなんです。行ってきます、もう!

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