写真は語る。
絵を描いているとけっこう集中しましてね。いろんなこと忘れるんです。
写真は子どもの似顔絵、昨夜これを描いていたら急に電話が鳴った。電話ってのはいつでも急に鳴るんですけどね、それが「草の根」の酒井さんだったんです。
「あ、山口さん、今日は来てもらえますね?」
「え、どこへ?」
「9月草の根交流サロン、楮」
それっ!とばかりに女房殿と岐阜へ、40分の遅刻です。
音楽が始まっていましてね、「Toshi & 七海」
ディジュリドゥ、ネイティブアメリカンフルート、シンセサイザー、ギター、歌。
「脳幹で聴く究極の癒しの音楽」と案内にあります。
いや、それがですね、私の鈍感な脳幹が本当に癒されたんです!
自作曲の即興演奏でしてね。脳みそが音にすーっと引っ張られて行く・・・
私のテーブルにモダンダンスの先生がいらっしゃいましてね、その方が音楽に合わせて踊り始められた! まさにこの交流会ならではの光景です。
このダンスが素晴らしい! 耳からではなく、今度は目から脳みそが引っ張り出されて行く・・・
なにかこう、体中が脳みそになっていくような不思議な体験・・・
何言ってるんだかわからないでしょう?
具体的に言うと、体の一部の胃袋がワインを求めるんですね。
で、楮ではワインとビールを少々いただきまして・・・
終わってまっすぐ帰ればいいのに、実は近くに優れたバーがありましてね。
そこでわかったようなこと言いながらまた飲んでしまったんです。
「うーん、名前が思い出せないけど、ヘミングウェイが好んだカクテル」
開高健がどうたらこうたらとかジンがどうたらこうたらとかおしゃべりしましてね。
バーテンさんは「変なじいさんがまた来た」ぐらいにしか思っていないんですけど。
で、じいさんは非常にいい気分になって、家に帰ってから写真のウィスキー・・・
これが「白州蒸留所樽出原酒」、酒精57度!
つべこべつべこべ言いながら深夜、女房殿と飲みかつ語りましてね。
で、今日はこれから「木曽川町公民館女性部研修会」バス日帰りツアーです。
公民館長として毅然として臨むんです。
以上、正しいお酒の「飲み過ぎ」方。

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