昨日はじいちゃんお休みの日だったよ。
じいちゃんは今年「相談役」になってしまったから、1週間に2日か3日しか出勤日がないんだ。
午前中は各務原市稲羽東福祉センターで「ふるさとの歌と言葉」講座。
まあ相変わらずだけど、この日は『じゃがいも母さん』の紙芝居をやったよ。
大人ばっかりだからどうかなと思ったけど、「次どうなるかなあ?」という感じでじっくり見てもらえたよ。とてもうれしかった。
最後はやっぱり『絆』を歌った。
これ2番で「♪人べんに半分と書いて伴うと読みます♪」というところだけど、この後びっくりするようなことが起こった!
一番うしろの席の人たちが、手をつないでその手を上げながら、ウェーブっていうのかい? 歌に合わせて体を揺らしながら応援してくれた。
じいちゃんも思わず隣のメンバーの手を取って揺らしたけど、65歳のおじさんだからあまり感動しなかった。そのおじさんも嫌がってるみたいだった。
でも、感動したなあ。じいちゃんたちの歌、そんなに良かったのかなあ・・・
と、休みだからといって歌をうたってただけじゃないぞ。
みんなの似顔絵・・・25日の誕生会までに描かなきゃいけないのがまだこんなにあるんだ。
ついに流れ作業”方式だ。このほかにまだ2人あるんだ。
あ、コーヒーはね、夢中で描いてると飲むのを忘れてすぐ冷めちまうんだ。その時は電子レンジでチンして・・・また冷めちゃう。
休みでもおうちで似顔絵描いてる・・・これ「お仕事」かなあ?
よーく考えてみた。
梅林児童館では誕生月に似顔絵がもらえる→じいちゃんがいなくなる→これはなくなる。
三段論法で行くと、これは児童館に必要なお仕事ではない、ということになる。
それではなにか?
これはね、じいちゃんがお仕事の中に趣味を持ち込んでるだけなんだ。
なーんだ、だからおうちで似顔絵描いてるのはお仕事ではなく、おうちで描くのが本来なんだ。
でもじいちゃんは、町長やってる時もそうだったし、G5で歌ってる時もそうなんだけど、人が喜んでくれるのがうれしくて何でもやってきたんだ。
みんなもそういう気持ちでやれることを見つけるといいぞ。お金はもうからないけど、長生きできるぞ!
じいちゃんは、そういう意味では「趣味の達人」だな。
言い換えると、なにやっても趣味の域を出ない、つまり専門家になれない中途半端人間だ。
「チュートハンパ星人!」 はははは・・・くれよんしんちゃんみたいだ。
でも、驚くな、じいちゃんを専門家みたいにとってくれた写真があるんだぞ。
IBK美術家連盟の佐合さんが撮ってくださったんだ。
スキャナーの調子が悪いから写真の写真を撮った。これも中途半端だ。
専門家に見えるかなあ・・・ほんとの絵描きさんみたいに。

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