「喫茶莱芙」での個展(!)開催に必要なので、楽山で飲んだ・・・?!
実は今回、3軒の飲食店のみなさんの似顔絵を展示する予定。
そのうち1軒が「楽山」、大将夫妻と若大将、3枚の似顔絵を無理やりもらっていただいている。

※右の大将の絵に額がないのは、ご本人が「この絵はイエイにする」とおっしゃっているから額はそのときに・・・ははは、大将、冗談冗談!
この絵を借り出さなければいけない。ちゃんと飲食をしてお食事代を支払ってお願いするのが礼儀であろう。プレゼントした以上絵はお3人さんのものだから。
というのが個展と飲食の関係である。
それにしてはよく呑みよく食った。
われわれ夫婦の隣に合計年齢半分以下の若い夫婦が座り、いつのまにか二世代交流が始まってしまったからである。
ご主人は若き飲食店経営者。2店目を間もなく開店されるという。
よせばいいのに私、名酒「八海山」の徳利とともに、飲食についてのウンチクを傾けてしまった・・・専門家相手に!
というわけでせっかくの公休日の本日、どうも頭の回転が本調子ではない。
「三陸スケッチシリーズ」の仕上げをしようと、ふと『奇跡の一本松』を塗り残したところを見て、
「これこのまんま塗らずに完成としたらどうだろう? どうせ切り倒されて今はもうないんだから」
まったくよこしまな発想である。残留アルコールのせいであるに違いない。
『奇跡の一本松』はこの風景の眼目じゃないか! それをこんな塗り残しのままで出したら、テレビのクイズと変わらないじゃないか!

「津波に耐えて立っていたこの松を、人はなんと呼んだでしょう?」
ちょうどそんなことで悩んでいるとき、木曽川文化団体協議会の寺西会長が研修会の案内をもってこられ、こちらの絵を見ておっしゃった。
「この電信柱、どかせんきゃー」
「く、クレパスやで、どかそうと思ったら全部塗り替えんならんぎゃー」
前途多難である。三陸スケッチと似顔絵を同時展示する理屈をこじつけんならんし・・・

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