近頃じいちゃんはちょっと疲れている。
休みならどこかへハイキングにでも出かければいいのだが、
日頃進まない似顔絵描きをやったりしているからだろう。
(ふふふ、そのうち三陸へ行くのだ)
筋肉は疲れるが、頭関係は疲れないのがこれ。
ケヤキの大木の下だから、4月に引き継いだときには、ケヤキの葉っぱがどっさり積もっていた。
伸び放題の雑草との戦いの挙句、家から持ってきたバリカンみたいなはさみで、ジャノヒゲを刈りそろえてやった。
これも疲れないけど、ふと思いついてミニトマトの枝葉を刈り込んで日当たりを良くした。
なんか実が青々と硬くなっていくような気配が生じた。
これって「逆効果」なのでしょうか? 誰か教えてください!
ということで、すこし疲れている。
和光会では「職員研修」が盛んに行われる。職員意識と資質の向上がねらいだ。
ここまできて、じいちゃんに‘資質向上’があるのだろうか?・・・
そんな疑問を館長さんにぶつけて
「わし、研修会、遠慮しとくわ」
といったら即座に、
「出席してください!」
と指示が下った。
研修会場への車中で「めまい」を感じた・・・というより眼の焦点が合わない。
即座に路肩に停めて眼をつむった。
以前同様の症状が起こって病院に行ったら、「疲れ眼」だろうとの診断だったが、
どうも眼というより‘脳味噌’の焦点が合わなくなっているような気もして、ちょっと心配になった。
研修会場に着くや、いきなり試験!
「労基法」関係の出題で、“働けるとき働けるだけ働いてきた”じいちゃんにはさっぱりわからず、疲れがドッと出た。
和光会の研修では“グループワーク”がよく取り入れられる。
私のグループは「子育て支援グループ」、私以外全員女性だ。
こんな風にテーブル上に意見を寄せ合いながら学習が進む。
私以外にも疲れている人がいるようだ。
終了後、疲れを吹き飛ばすためにコーラスの練習会場へ!
いよいよ大詰め、この日は大垣の「北センター」というところで、初めての“オケ合わせ”・・・桶ではなくてオーケストラとの合わせだ。
本番は7月1日、岐阜市民会館・・・
実は忙しさにかまけて、というよりおおぜいのことだからという安易な気持ちから、チケット販売をほとんど進めていない。
ノルマがある。その清算のことを考えて、疲れがどっと出た。
ところで「脳味噌の焦点が合わない」というのは、
疲れだろうか、病気だろうか、‘資質’だろうか?

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