26日土曜日は『寺田ガーデン祭』、和光会を挙げての一大イベントだ。
じいちゃんは開会式に出席した後、模擬店やら催しコーナーでは役に立たないので、児童館に帰ってお仕事。(サツマイモの苗を植えなきゃいけないんだ)

これはサツマイモ畑じゃなくて玄関前のロータリーだ。
夕方からは“元監督”として仲間入りさせてもらっている「ママさんバレーOB会」の月例飲み会。1名欠席で9名参加。
一次会は一宮市のどちらかといえば若者向け創作料理の店。
「飲み放題って頼んだら店員さんの顔色が変わった」
いろんな解釈の仕方があるが、女ばっかりで合計年齢が約500歳、そんなのが「飲み放題!」なんていうと、大概顔色は変わるぜ。
その500歳とともに二次会へ。
内緒だが、私には高級ウィスキーをキープしてある店が一箇所だけある。
そんなセレブまがいには理由がある。
その店は「福祉事業のために」ということで、お客さんの善意を大きなガラスボトルの中に溜め、年1回、一宮市と尾西市と木曽川町に寄付をしてくれていた。
それがだ、人口に大きな開きがあるというのに、3つの町への寄付は同額なのだ!
一番小さな町の町長としてはこのことに痛く感動して、時にその店に顔を出すようになった。といっても年2,3回だが・・・。
町長退職後はすっかりご無沙汰していたのだが、ひょんなことで・・・実はその店が毎週何曜日だったか「女性サービスデイ」を設けたことをすばやくキャッチしたわがママさんバレー軍団が飲み会を開くことになり、同行したのだ。
「やっとかめやが、わしの顔、おぼえてりゃーすか?」
「そんな顔、忘れすか!」
というわけでまた時々おとずれることになる。
ある日、大変うれしいことがあって飲んだあとひょっこり寄って・・・そういう時魔が差すんだなあ、ふと知り合いのお医者さんが愛飲している高級ウィスキー飲んでみたくなって・・・
「○○パー!」
「え?」
「だから、あの上の棚にあるやつ!」
「(疑わしそうに顔を見ながら)キープしますか?」
「キ・・・キープ・・・する」
まあ、キープしてあるからといって、年2,3度行くだけだから、外国で高級ウィスキーを買ってきて、大事そうに飾ってあるのと大差ない。
ところがだ、この500歳がその夜、○○パーを全部飲んじまったのだ!
口々に「おいしい!」と言って・・・なんだ、ここでも飲み放題じゃないか!
高級ウィスキーの無くなり方としては非常に納得できないものがあったが、所詮私なんぞがセレブの真似をすると、結末はこうなるのだ。
ボトルのお変わりは・・・しなかった。
明くる日曜日は、児童館近くの白山地区の「福祉大会」に来賓(!)として出席。
終了後児童館へ。
5月誕生会の日だから、似顔絵をプレゼントしなきゃいけない。
まだ6人分描けていないから大いに気をもんだが、出席した子の分は全部間に合ってほっとした。
描きかけの分を「今一生懸命描いてるよ!」とばかりに張り出しておいた。
このほかに手を着けてないのが2人分ある。31日までにどうやって描き上げるんだ?
この日の夜はまたしても飲み会。木曽川公民館執行部役員の懇親会だ。
先日の「総会」で問題化したことをみんなで考えようという‘たくらみ’もあったが・・・つまりは懇親会、館長の思いを噛み締めながらであると信じるが、みんないろんなご馳走を噛み締め、それぞれの思いとともに、ビールで腹に流し込んだ。
じいちゃんの土日は疲れる土日だ。

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