木曽川町で育ってきた優秀な文化団体が、一宮市木曽川公民館となった今、その講堂が使用できなくなりそうで困っているというお話をしました。
合併後大小取り混ぜてそういう問題が発生し、私は公民館長として
市側と協議しました。
【私】木曽川町が育んできた文化やスポーツの事業を継続しようすると、
一宮市公民館規則では無理が生じるので、これまで事業を支えてきた団体との
「共催」という形をとれないか。
【市】前例がないから認められない。
【私】旧尾西市や旧木曽川町にはそもそも一宮市における
「前例」などあるわけない。
少し
ガラが悪いがこういうやり取りの末、まずは
広範にわたって地域住民が関わる事業について、共催が認められることになった。
『木曽川町体育祭』は
「きそがわ文化・スポーツクラブ」(旧木曽川町体育協会の流れ)
『木曽川町文化祭』は
「木曽川町文化団体協議会」(旧木曽川町文化協会の流れ)
『地域福祉と住民の集い』は
「木曽川地区地域福祉ネットワーク会議」(旧木曽川町地域福祉ネットワーク会議)
『ふれあいコンサート』は
「木曽川文化会館建設住民ワークショップ」(木曽川町文化会館の基本構想を策定する段階で建設委員会のもとで開かれたワークショップの流れ)
市側の要望では事業名に「木曽川公民館事業」を冠することとなっているが、みなさんやはり自分の団体名を優先させたがられて・・・公民館長としてはちょっとナンだが、木曽川町のみなさんは
誇り高いのであります!
さて、個々の公民館クラブはというと、規則に
メンバーの7割以上が木曽川町連区住民であることとあるため、木曽川町時代
中心的に木曽川町文化を支えてきた団体が、市全域からのメンバーが増えた結果条件を満たせなくなり、
ピンチに立たされているという状況なのです。
『きそがわKIDS』・・・
木曽川町民ミュージカルで公募した子ども合唱メンバーが、発展的に結団した少年少女合唱団です。
『きそがわポップスバンド』・・・もう15,6年前に18歳の若者5人が
「夜の町長室」を訪れ、
「ぼくたちはこの木曽川町でバンドを結成してこの木曽川町で演奏がしたいのです、町長さん、力を貸してください!」といってきた。それに感激して力を貸すことになったそれこそ生え抜きの若者グループです。
(エピソード)
そのとき町長は18歳の若者たちに言いました。
「お金は出せないけど、演奏の機会を提供しよう」・・・その後
体育祭、消防出初式、一豊まつりなどで活躍することになったのです。
小さい頃おじがこんな民話を語ってくれました。
「犬、猿、雉が言いました。“桃太郎さん、桃太郎さん、お腰につけたきび団子、一つください、お供します” 桃太郎は言いました。“一つはやれんではんぶ(半分)やる”」
今になってこれを思い出しています。
あ、脱線しそうだ!
ほかに単発でこんな例もあります。

1番下に小さな字で
《木曽川公民館女性部共催事業》と書いてあります。
小さい!
しかし、こういう手法ですべての公民間団体の望みをかなえることは困難です。
しかし私としては、なんとか木曽川文化を担おうという強い意志を持った人たちの望みをかなえたい。
大変だけど、
1つだけ方法がある・・・と思っています。
今後少しずつお話したいと思います。
さて、今日の
私の“文化活動”はこれ。有名な人のコンサートを聴きに行ってきました。
おかげで1月生まれの
子たちの絵が今日も完成できませんでした。
こんな状況です。

はははは、
髪の毛がなくてもかわいい!
でもこのままというわけにもいかないし、あと4人はまだ輪郭だけだ・・・どうしよう?

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