2011/9/16
彼は助けられたか?
気になって再び2階に上がってみた。
偶然だが、彼がまた
歯ブラシを持って一人で立っていた。
「はぶらし、オーズにかえた」
「ほお、これがオーズか。ところで、きのう誰か助けてくれたかい?」
「だれを?」
「きみを」
「カメンライダー○○はたすけたけど」(○○がわからない)
「誰を?」
「ぽこぽこくんを」(聞き間違いかもしれない)
「ふーん」
「・・・・」
「またもし助けてほしいときがあったら、○○センセーにいうんだよ」
「・・・・」
その足で彼のクラスに行き、
センセーに昨日からの彼とのやり取りについて話したが、
まったく通じなかったので、返って安心して事務室に戻った。

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