2歳児のトイレから一番大きな声で「えんちょーせんせー!」と呼んでくれる、いや、登園するときも降園するときも園庭で遊ぶときも廊下ですれ違うときも・・・
私の顔を見れば真っ先に声をかけてくれていた子が、9月31日、幼稚園への転園で退園。
朝、お母さんからお手紙をもらい、あわててその子の似顔絵を描いて返信とした。
100何人のうちの1人の小さな存在・・・じゃないんだなあ、こどもというのは。
“未来への希望”という点で、じつに大きな存在なんだ。
お父さんやお母さんにとっては、そのまた何100倍も大きな存在なんだ・・・ということを実感した。
○○ちゃん、その日エンチョーセンセーは、自分の展覧会の準備に会場に行って、きみの似顔絵がないことをさびしいなと思ったよ。
でも、お母さんがお手紙の中で、
「先生が描いてくださった誕生日の似顔絵は、○○の宝物です」
と言ってくださって・・・ほんと、もうムチャクチャうれしかったよ。
返信の似顔絵、サインペンで急いで描いたから、あんまりかわいく描けてなくて、ごめん。
幼稚園でも毎日元気いっぱいで、みんなに大きな声でごあいさつしてください。
みんなの似顔絵はこんなふうに展示されています。


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