というわけで(どういうわけじゃ!)、昨日は病院から保育園に直行。
それが
月末ということでやたら忙しくて・・・早くからやっておけばいいものを、どんづまりで
『園だより』の締め切りに追われることになって・・・。
センセーたちも同じで、それぞれの
「クラスだより」を今日中に仕上げなければいけない。その最終チェックをエンチョーがすることになっているから、どうしても自分のものは後回しになる。
そんな矢先に人事案件を持ち出され、目の焦点ならぬ
「思考の焦点」がぐちゃぐちゃになってしまって
、「○△×■?//www.!!」と声を荒げてしまった。
長たるものこうなると
失格で、いずれセンセーたちから
信頼を失っていくことになろうが、ま、もともとこんな程度の人間だから、遅かれ早かれということだろう。
と、こんなことをグジャグジャ言っている暇はないのであって、今日開催される
『地域福祉と住民の集い』の挨拶をまとめなければならないのだ。
この間発明した
「泥縄式ブログ投稿画面上原稿執筆法」でいこう。
『住民の集い』主催者挨拶
台風の進路が心配されましたが、なんとか雨も風も回避できたようです。そんな心配なお天気の中『住民の集い』にご参加いただき、まことにありがとうございます。
さて、この集いを主催する「木曽川地区地域福祉ネットワーク会議」について、少し説明いたします。
旧木曽川町では、平成14年の介護保険制度施行に備えて、さまざまな準備をしてまいりました。
日本社会が高齢化によって大きく変貌を遂げようというときに、その支えとなる制度として介護保険が施行されることとなり、しかも市町村がその運営主体となることになった。
これは大変なことだ。よほどの覚悟を持って当たらなければ、介護保険は高齢者のみなさんの希望を満たすものにはならないと、危機感を覚えたのです。
そこで、木曽川病院に「長期療養型病棟」を新築する、ケアハウス・特養などの高齢者施設を誘致するなどのハード面の対策もさることながら、今思えばわれわれがやった最大のことは、保健と福祉の課を合体させて「保健長寿課」を立ち上げたことでした。
介護保険が健全に運用されるためには、実はお年寄りに、介護保険のお世話にならなくてもいいほどに健康で長生きしてもらうことが必要なのではないかと考えたのですね。だから福祉と保健ががっちり手を組めるようにしたのです。
このことを当時の保健師、社会福祉士が「いき」に感じて、実に良く働いてくれまして、住民のみなさんにもぜひお年寄りの幸せを守るためのネットワークをつくってもらおうというところまで考えを広げたのです。
そこで誕生したのがこの『地域福祉ネットワーク会議』・・・病院、施設、ボランティアサークル、個人のみなさんなど、生き生きと活動を始めました。
「介護予防」を地域ぐるみで実践するという、意識の高い先進的な動きが木曽川町で始まり、私、福祉先進都市として名高い高浜の市長さんに「うちでもできないことをやってのけられましたねえ」とほめられましたよ。おかげで高浜市長さん差し回しのCBCテレビがやってきまして、15分間もテレビに出演しました。みなさんも出ましたよねえ。
合併後「木曽川町地域だけ特別というわけにはいかない」という理由で行政のバックアップが得られなくなりましたが、細々ながらみんなでここまでそのネットワークを維持してきました。これはすごいことです。
なぜなら、その後「地域包括支援」という構想が厚生労働省から示され、それに基づいて包括支援センターが各地で運用されていますが、それはこの木曽川町のような住民ネットワークの存在を見込んでいる・・・というより前提にしているように私には思えるのです。
そこで今日は、そういった地域のネットワーク作りを福祉施設の立場から熱心に呼びかけ、岐阜市を中心にすでに実践しておられる、われわれにとってまさに「もってこい」の講師をお招きし、お話を聞くことに致しました。
「認知症」についてのプロでもいらっしゃるので、身につまされるようなお話も聞けると期待しています。
どうか本日の集いが、お集まりのみなさんにとって有意義なものになりますよう期待をして、ご挨拶といたします。

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