こどもたちといっしょに、短冊に
願い事を書いて
笹に飾った。
【エンチョーの願い事】
@ 字と絵が上手になりますように
A 髪の毛が増えますように
B イケメンになれますように
C 織姫さんに会いたい
D 百才まで生きたい
@は、
平凡すぎて反応がなかった。
Aは、こどもたちに
笑われた。でも、真剣に
「かみのけ、ほしいの?」と聞いてくれた子もいた。
「ほしい!」と答えた。
Bは、
賛否両論だった。ある子は
「もうとしよりやで、なれん!」 でもある子は
「まだなれるかもしれん・・・」と言ってくれた。
Cは、こどもたちの短冊にも同じものがあって、別に問題にならなかった。
一部のセンセーが
「フフン」と鼻で笑っていた。
Dは、園児の中に
「エンチョウセンセーはもう100歳ぐらい」と思っているのもいて、特に話題にはならなかった。
エンチョーは相変わらずこんなもんだが、このところわが園の行事には、
ご近所のみなさんがおおぜい来てくださるようになって、今年の
『七夕まつり』は、一段となごやかな会になった。
「大きな声でどなっちゃダメだよ」と言ったせいか、なんとなく歌に
力がなかった。エンチョーの
歌唱指導、
失敗だったのだ。
近所のおじいちゃんおばあちゃんと
『ずいずいずっころばし』で遊ぶ。こちらは歌も元気いっぱいで、あるセンセーに
「わらべうたっていいですねえ」と言わせたほどだった。こちらはエンチョーの指導じゃなかったから・・・。

1