また
中日新聞のお世話になりました。

右端で娘を恋人から引っぺがそうとしているのが、私、
ガチャマン・ブルジョアジーの
染色会社社長です。
命の水・宮田用水を汚しながら「
赤青黄色、きれいなもんだ」「
環境問題あれせんあれせん」とうそぶくワンマン社長・・・最後にボキッと折れるまでは徹底した
悪役です。
根が善良な私は悪役にはなり切れないだろう・・・演出には申し訳ないが
ミスキャストだと思っていました。そうしたらですねえ、撮影してくれ
たケーブルテレビICCのお姉さんが、
「山口さん、憎たらしかったです!」と言うんです。みんなは
「それはほめ言葉だ」というのですが、相手が若い女性だけに、私、
複雑な思いでした。
それにしても、終始
どなったりわめいたり、挙句の果ては
「狂ったように動き回る」というシーンまであって、まことに疲れる役ではありました。しかも
昼夜2回公演ですよ。汗びっしょりで、終わったときは身体が
枯れ枯れになってました。
というのが理由で飲んじゃいましてね、その夜。いや、観てくださったお客さんが
「みんなで飲んでるから来い」と言われるので、つい。
そしてあくる16日は
「第九」演奏会の本番・・・集中力が途切れそうで、直前にどうしようかと思ったくらいでしたが、私、主催の
一宮第九をうたう会の
創立メンバーだし、その
20周年記念ということなので、ぐっとふんばって歌ってしまいました。
ある音楽通の評・・・アマチュアらしく
精一杯さが伝わってよい演奏会だった・・・そりゃ必死だったもんねえ。まさに
嵐の土日、でした。

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