この地方に春を告げるお祭りがありました。
褌一丁の男たちが、宝木を競って奪い合うお祭り。
近所のバイク屋さんに何時までやってるのか聞いたところ「宝木を取り合うのはすぐ終わるけど、ハダカはいるよ」とのこと。
そのお祭りに参加している人をハダカと呼ぶようです。
お寺に行くと『ハダカの入場は仁王門からのみ』との看板。
縁日で賑わうなか、明らかに縁日にいなそうな、サッカーやラクビーの監督風の静かな男たちが次々やってきます。
ハダカだ。
ハダカがやって来る。
ハダカがご飯を食べる。
ハダカが着替える。
お祭りへのテンションは上がるものの、お祭りは入場券を買わないと観れないので、うどんを食べて花火をみて家に帰りました。
深夜12時。今年の福男が決まります。

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