前にも書きましたが、私はF1を見ています。
さて、そんなF1などの自動車レースを統括、管理している組織としてFIA(国際自動車連盟)という所があります。
そこの会長さんが最近(と言っても10月末)こんな事を言い出しました。
「観客はもっとエキサイティングなレースを望んでいる。それを実現するために我々は大胆で革新的な手法を取った」と言い、こんなものを発表しました。
はい、これだけではF1を見た事ない人には今までと何がどう違うのかが分からないと思います。
簡単に言っちゃうと後ろのリアウィングの真ん中の部分をなくしちゃいました。
これをCDGウィングと呼ぶみたいです。
↑これが現行のF1マシンです。
これをFIAの会長の言ったとおりにするとこう↓なります。
こうすることでオーバーテイク、つまりマシン同士の抜きつ抜かれつが多くなるとのことです。
ですが、これを実施しようとする理由はもう一つあると思います。
技術の進歩によりF1マシンのスピードが年々上がってきています。
それを危惧したFIAは安全面を考慮し、マシンのダウンフォースを減らしてスピードを落とさせようと考えてもいると思います。
このCDGウィングは3年後の実現を目論んでいるとか。
これを見た当初は、なんかすごい格好悪い様に感じました。今では多少見慣れてもきましたが。
でもこれで本当にレースでのオーバーテイクが増えるんなら見てる方としても面白さが増すだろうと思います。
それでは今回はこの辺で。