今日は実家に帰りますので早めに書いときます。
お隣な日記にて「神奈川県にてGTAVが有害指定図書に指定された」ということについて書かれていました。
実際、ゲームはほとんど(全く?)やらないであろう人たちにより、10分程度の映像を見ただけで判断するというやり方にはちょっと疑問を抱かざるを得ません。
まあ、このゲームに関してはこれだけの時間でも十分だとは思いますが(^^;。
同じネタで書くのも芸がありませんので、その後日談というか、実際の大衆への影響についてちょっと書いとこうかなと。
「グランドセフトオート」の売り上げが急上昇中
他人からダメと言われる物ほど興味を示す、というのは人間の性なんでしょうかね。これ、どれだけ売り上げが上がったのかは分かりませんが、もしマスコミがTVとかでこの事を放送してたら更に売れてただろう事は想像に難くないと思います(取り上げてたとこあるのかな?)。
指定されてるGTAVの次作の廉価版が5月中旬に出ていますので、そういう事も売り上げUPに貢献してると思われます。
販売元のカプコンからしてみたら複雑な心境なのかな?確か今回の件で神奈川県に遺憾表明出してるはずだから。でもやっぱ内心嬉しいでしょう。廉価版の発売時期と相まって「グッドタイミング!」みたいな(^^;。
もし、こういう規制をかけたいのなら国としてやるか、ゲーム関係会社の方で自主規制を強めるかしないと意味はないでしょう。他県に行けば普通に置いてある訳で、そんな事をせずとも今のご時世、通販で容易に入手できちゃう訳で。今こそ活躍の時だ
CERO!(笑。
しかし、このゲームに限った事ではありませんが、子供に悪影響を与えるものは排除しようという行動はどうなのかなと思います。「公園の滑り台で子供がケガをしました。じゃあその滑り台を撤去しましょう」などというやり方はおかしいと思います。そんなのは対症療法でしかなく、何の解決にもなっていません。
今回のケースにしても、GTAVが売れているから対処しようとした訳で(次作は指定されてませんしね)、これよりも残虐なゲームはまだまだたくさんあります(主にPCですが)。
かなりの数が売れてから規制をかけることにどれだけの意味があるのかなーとふと思いました(^^;。
確かにゲームは人に影響を与えるでしょう。ですが、問題なのは問題行動を起こさないだけの倫理観、理性といったものが育てられなかった環境が問題だと思います。
結論としては学校の科目に「道徳」を復活させろと。学力も大事だけどそれだけじゃないだろと。
まあ、家庭環境の方が重要なんですけどね。若年層の犯罪の場合、大抵親もしくは家族に問題がある事が多いと思いますので。
何の本で読んだかは忘れましたが、「親は子供が失敗しないように行動するんではなく、うまく失敗できるように行動するべきだ」みたいな事が書かれているのを読んだ事があります。当時、妙に納得してた自分がいました。
それでは今回はこの辺で。