皆さんはF1ドライバーの佐藤琢磨をご存知でしょうか?
以前、彼の特集番組をやっており、その中で「納豆カレー」にはまっていると言っていました。
琢磨は納豆が結構好きみたいなんですが、納豆を食べた後は、誰も彼に近寄ろうとはしなかったそうです(^^;。やはり外国人には納豆の臭いだけでもダメなようですね。
そんな事を最近思い出し、今日の晩御飯にてやってみました。
結果、自分としてはイマイチだなと(^^;。
ネトつくカレーのルーと納豆の大豆の味にカレーの味が混じっている感じで、マズイとまでは言わないまでも2回目を食べたいとは思わなかったです。
さて、今日の読了物。
夷皇島学園恋するアンドロイド2 (MF文庫J)
今回も続編物ですが、おおまかなあらすじとしては、
以前世界大戦の時に日本軍の拠点として使用された島が、今は中学から大学院までを擁する学園島として使用されており、主人公の市ヶ谷馨一は高校2年生として在籍。突如、島の地下にて旧日本軍が製造した女性型アンドロイド、きっ子を発見。そこから物語は始まる訳です。
ネオ・ナチが製造したこれまた女性型アンドロイド、ヘンシェルやフォルゴーレがこの島に襲い掛かってきたり、そのヘンシェルが馨一のことを気に入ってしまったりして今巻に至ります。今流行?のプチハーレムな小説ですな。
今巻において物語は大きく進みました。今までネオ・ナチが攻めてきた時も頼りなかった主人公でしたが、今回大きな決断、覚悟、勇気を見せる所は一つの見所と言えるでしょう。
終わりまでそれなりに楽しく読めたと思います。ヘンシェルかわいかったし、何故ネオ・ナチがこの島を襲うのか、その謎が明らかになる所は、設定としてはトンデモなものですが、まあ盛り上がる所かな?
ですが、ですが!これが最終巻なんて聞いてないですよ!っていうか、まだまだ謎を残しすぎです。ピンチの時に活躍していた校医の荒僚冶と華道部部長、田町由佳里の正体、今後のネオ・ナチの動向、馨一やその他学生たちの今後などなど。
そして、最後の終わり方が「色々あったけどこの先は皆幸せっぽいよ?」みたいなある種ご都合主義的な終わり方はどうかと。いや、ご都合主義は良いです。それが納得できるものであれば。
これもこの後続くんであれば問題なく楽しみに次を待っていられたんですが、ここで終わるのは納得いかないなと。
途中の巻からイラストレーターが変わった所から「大丈夫か?」と思ってましたが、予感的中と言うかなんと言うか。
そんなに売れてませんでしたか、この小説は(T◇T。
全6巻、今思えば4巻くらいからちょっと思っていたものとはずれ始めていたような・・・結果論以外の何者でもないですが。
前イラストレーターのじじさんの方が良かったなと思いつつ、今回はこの辺で。