2012/1/9

トゥルー・グリッド  西部劇

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監督:コーエン兄弟
出演:ヘイリー・スタンフェルド、ジェフ・ブリッジズ
2010年

評価:★★☆

1969年のジョン・ウェイン主演の「勇気ある追跡」のリメイク。昨年見たのだが、レビューが遅れてしまった。

トム・チェイニーに父親を殺された少女マティは大人顔負けの機転で、飲んだくれの隻眼の保安官コグバーンとテキサス・レンジャーのラ・ビーフの二人を味方につけ、先住民の居留地へ逃げ込んだトムを追いかける・・・・

クライマックスのコグバーンが複数の敵に2丁拳銃で1人で闘いに挑むシーンはオリジナル同様、再現されている。

マティを演じる子役のヘイリー・スタンフェルドの演技が際立っている。コグバーンとラ・ビーフの役はそれぞれジェフ・ブリッジスとマット・デイモンが演じているが、いままでの出演作と雰囲気が違っている。
ラストはオリジナルの終わり方の方が好きだ。

2011年のアカデミー賞に作品賞を含めた10部門ノミネートされたが無冠に終わってしまった。
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2011/6/12

駅馬車  西部劇

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リバイバル パンフレット画像

監督:ジョン・フォード
出演:ジョン・ウェイン、クレア・トレヴァー

評価:★★★★

アメリカの西部劇を語る上で外せないジョン・フォード監督の傑作西部劇。
ニューメキシコ州のローズバーグの町に向かう乗り合い馬車に乗り込む9人の人間模様とインディアンのアパッチ族に襲撃されるアクションの見せ場が用意されている。

駅馬車に乗り合わせるのがそれぞれ個性的なキャラクターで、町を追い出された娼婦ダラス、飲んだくれの医者ブーン、騎兵隊隊長に会いに行く途中の妻で身重なルーシー、ルーシーに一目ぼれしたクールな賭博士ハット・フィールド、酒商人のピーコックと銀行家ヘンリー、御者のバックに保安官カーリー、そして途中から乗り合わせる懸賞首リンゴ・キッド=ジョン・ウェイン。
途中、リンゴがダラスに一緒に暮らそうともちかけるシーンやリンゴが兄弟の復讐のためにローズバーグの町での決着をつけようとするところなど見所がある。
当然、アパッチの襲撃シーンは生のアクションを凄さを感じてしまう。
一見悪役と見える賭博士ハット・フィールドと騎兵隊長の妻ルーシーが映画を見てお気に入りのキャラクターとなってしまった。ルーシー役のルイーズ・プラットが他作品にあまり出ていないのが残念。。

ホラー伝記小説家菊池秀行氏が「吸血鬼ハンター」シリーズの「魔性馬車」でオマージュを捧げたようにこの映画には活劇のいろいろなものが積み込まれている映画である。
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2011/3/27

勇気ある追跡  西部劇

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監督:ヘンリー・ハサウェイ
出演:ジョン・ウェイン、キム・ダービー
1969年

評価:★★★

農場主の娘14歳の少女マティは従業員に殺された父の敵を討つために悪名高いアイパッチの保安官コグバーン(ジョン・ウェイン)とテキサスレンジャーのラ・ボーフの2人を雇う。父の敵トムと悪党ネッドが潜む原住民の土地に3人の旅は始まった・・・

敵討ちの物語ながら、主人公のマティがあまり悲壮感がなく、どちらかというと勝気な少女におじさん2人が振り回されるというコメディ要素が強いところが少し残念であった。

本作の一番の見所はジョン・ウェイン演じるコグバーンがtrue grits:真の勇気を見せる場面である。片手にリボルバーとライフルを持ち敵の群れにつっこむ場面は撮影当時62歳とは思えない格好良さである。
また、天涯孤独なコグバーンが死んだときの墓は自分の墓の隣に作るのよというマティの言葉には泣けた。

主演はアメリカの西部劇の巨星ジョン・ウェイン。本作でアカデミー主演男優賞を受賞した。ジョン・ウェインの作品では個人的には傑作「リオ・ブラボー」と遺作となった「ラスト・シューティスト」がダントツであろう。

もう一人の主役とも言えるマティ役にはキム・ダービー。どこかで聞いた名前だと思っていたら「いちご白書」「傷だらけの挽歌」で難しい役をこなしていた女優さんであった。(どうでもいい話だが「ハロウィン6」「ティーンウルフ2」にも出ているようだ。)

また、ちょい役:悪役で若い頃のデニス・ホッパーや「ゴット・ファーザー」のロバート・デュバルが出演している。

監督はマリリン・モンローの「ナイアガラ」やスティーブ・マックイーンの「ネバダ・スミス」などを監督したヘンリー・ハサウェイ。

以下は本作のコーエン兄弟によるリメイク作品である「トゥルーグリット」。未見であるが機会があったら比較してみたい。より原作に近いとの話である。

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2010/8/11

ロイ・コルト&ウィンチェスター・ジャック  西部劇

<イタリアン・ホラー特集>
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監督:マリオ・バーバ
出演:ブレット・ハルゼイ、チャールズ・サウスウッド
1970年 イタリア

マリオ・バーバ監督の異色のマカロニ・ウェスタン。
まさか、ホラー映画のマエストロがこんなウェスタンを撮影しているとは・・・

DVDは所持しているが未見なので後ほど補完予定。
中古の店で750円でマリオ・バーバだったので即買いでした。
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2010/7/11

ロイ・ビーン  西部劇

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チラシ画像

監督:ジョン・ヒューストン
出演:ポール・ニューマン
1972年

評価:★★★★☆

テキサスの無法地帯に流れ着いた男ロイ・ビーン。無法者と娼婦達のいる酒場で彼は身包みをはがれ、殺されかかるが、メキシコ娘マリーに助けられ拳銃を取り戻す。やがて、彼は酒場に戻り無法者たちを皆殺しにする。そして、この地に住みつき自らが法の執行人「判事ロイ・ビーン」として悪人を吊るす役人としてこの地に居座る。やがて、鉄道が引かれこの地は発展していく・・・

実在の悪徳裁判官ロイ・ビーンの生涯をコメディ・タッチで脚色した西部渡世物語。

ロイ・ビーンは助けを受けたメキシコ娘マリーと、山男(監督のヒューストンが演じる)から押し付けられた熊との奇妙な家族としての暮らしをするのが面白い。
また、女優リリー・ラングトレー(エヴァ・ガードナー)に憧れていて酒場兼、裁判事務所にリリーのピンナップを貼って女神といてあがめている。ロイ・ビーンは一度、リリーに会いに公演を見に行くチャンスがあるのだが、チケットが売り切れてて念願がかなわない。ラストのリリーとの意外な運命的なつながりがあるシーンがホロリとさせられなかなか良い。

監督は「天地創造」「チャイナタウン」「テンタクルズ」のジョン・ヒューストン、脚本は「コナン・ザ・グレート」「地獄の黙示録」のジョン・ミリアス。
ロイ・ビーンの娘が成長した役を「ブリット」「ザ・ディープ」のジャクリーン・ビセットが演じている。

頑固で独善的に法を執行するロイ・ビーンであるが、失う事も多い。コメディ風ではあるが切ない感じもするアメリカン・ニューシネマの時代に作られた佳作である。ラスト近くのクライマックスシーンはスカッとする。
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2010/5/1

3時10分、決断のとき  西部劇

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監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:クリスチャン・ベイル、ラッセル・クロウ
2007年

評価:★★★★☆

妻と2人の息子と暮す小さな牧場主であるダン(クリスチャン・ベイル)はジリ貧の生活を送っており、借金のため納屋を燃やされたりといった嫌がらせを立ち退きを要求する鉄道会社から受けていた。ダンは生活苦から立ち直るため、凶悪な強盗団のボスのベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)を3時10分発ユタ行きの列車に乗せるため護送メンバの一人として参加する。しかし、ボスを助けようとする強盗団の追ってがせまっていた・・・・

1957年の名作西部劇「決断の3時10分」を「17歳のカルテ」「コップランド」「ニューヨークの恋人」のジェームズ・マンゴールド監督がリメイクした作品。

いままでに息子達に何一つ誇れることがなく生きてきた主人公が自分ので出来る唯一賭けてみたのが3時10分のユマ行きへ強盗団のボスを乗せることであった。
鉄道の駅へ向かう道中で、次から次へと護送団のメンバが命を落としていく。孤立無援となってしまったダンに活路は見出せるのか。次から次へと予想のつかない展開が待っており最後もハラハラ・ドキドキの連続であった。
クリスチャン・ベイルとラッセル・クロウの対立しながらも友情や信頼に似たが芽生える演技も素晴らしい・

男泣きの映画で久々の西部劇の傑作!お勧めです!
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2009/4/26

明日に向かって撃て!  西部劇

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監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード
1969年

評価:★★★★☆

西部の荒くれ者であるブッチ(ニューマン)と早うちの名手サンダンス・キッド(レッドフォード)の2人とサンダンスの恋人エッダ(キャサリン・ロス)が織り成す青春映画。強盗の被害を受けた鉄道会社がやとった刺客とのラストの対決はいま見ても熱くなる。ヒット曲「雨にぬれても」もいい。
現在、トム・クルーズとジョン・トラボルタでリメイクの話がある。
画像は2つ折りの初版チラシであるが手に入れるのに苦労した。やはり昔の映画のチラシはイラストで今のスチールに比べると味がある。
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2009/2/28

ミスター・ノーボディ  西部劇

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監督;トニーノ・ヴァレリー
出演:テレンス・ヒル、ヘンリー・フォンダ
1975年

評価:★★★☆☆

早撃ちの初老のガンマン(ヘンリー・フォンダ)と彼を倒して名を売ろうとする無名のガンマン=ノーボディ(テレンス・ヒル)との対決と友情。無法者集団ワイルド・バンチとの対決は見もの。
監督は「怒りの荒野」のトニーノ・ヴァレリ。原案は「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」のセルジオ・レオーネ
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2009/2/11

スパイクス・ギャング  西部劇

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監督:リチャード・フライシャー
出演:リー・マーヴィン、ロン・ハワード

評価:★★★☆☆
1975年

3人の少年は賞金稼ぎであるスパイクス(リー・マーヴィン)を師父とあがめギャング団を結成する。しかし、賞金稼ぎの世界は甘いものではなかった。最後にスパイクスとの対決が待っていた・・・
職人監督フライシャーの西部劇。


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2009/1/15

ケーブルホーグのバラード  西部劇

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監督:サム・ペキンパー
出演:ジェイソン・ロバーツ、ステラ・スティーブンス

評価:★★★☆☆

サム・ペキンパー監督の哀愁漂う佳作。
ジェイソン・ロバーツ演じる流れ者が仲間に裏切られ水と馬を奪われ砂漠に放り出される。復讐を誓うが偶然、砂漠で水を掘り当て駅馬車の休憩場を創設する。
ステラ・スティーブンスが気のいい娼婦役を演じる。
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2009/1/8

怒りの荒野  西部劇

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監督:トニーノ・ヴァレリー
出演:ジュリアーノ・ジェンマ、リー・バン・クリーフ

評価:★★★☆☆

私生児として育ったスコットは街の肥溜めの回収人として
街の人からは侮蔑されて育っていたがいつかガンマンになって
やろうという夢があった。ある日、街に現れたタルビーという
流れもののガンマンに教えを請い「ガンマン10か条」を叩き
こまれる。そして、街を牛耳るようになった師であるタルビー
と対決することになる・・

オープニングのノリのいい曲は思わず口ずさみたくなるような
格好良さ。
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2009/1/6

ウエスタン  西部劇

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監督:セルジオ・レオーネ
出演:クラウディア・カルディナーレ、チャールズ・ブロンソン、ヘンリー・フォンダ

評価:★★★★☆

全編を通してみると長くて眠くなる作品ですが、ところどころに見所があります。
私はとっても大好きな作品です。
特に以下のシーンは必見!。エンニオ・モリコーネの音楽も良い!
・冒頭の3悪党とハーモニカの男(ブロンソン)との決闘シーン
・クラウディア・カルディナーレの登場シーン
・冷酷なガンマン(ヘンリー・フォンダ)の登場シーン
・ハーモニカの男と冷酷なガンマンとの因縁のガチンコ対決シーン

新宿プラザ劇場の記念すべき第一回作品でもあります。



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