じいの付き添いを始めて
後半はかなり自分もヤバかった
もともと眠剤飲まないと眠れない私は、初日丸2日起きていても眠気は来ない状態で
それでも中頃になると、
腰とか、膝とか、お腹にきはじめた
ロキソニンばかり飲んでたからか、食欲もわかなくて、売店の冷凍焼おにぎりやビダインゼリ飲んでしのいでた
ちょっと足がフラフラ?と思いつつ、やっぱりじいの側から離れたくなくて、
1人ベッド脇に座ってた
心のなかで
多分もうそんなに長くは頑張れないだろうけど、
でも今、精一杯頑張ってる辛そうな顔から目をそらしちゃだめよな
しっかりその生きざまを見てあげよう
って思った
何を語ろうとしてるのか解らないけど、何でもいい
頷いてあげよう
そばにいるよ
頑張ってるね
つらいよね
うん、うん、うん
思い出を巡らそうとすると涙が出そうになるから、これからの事を話した
じい、肉?食べたいよな
肉食べるよ!ナイフ持って片手にビール?
みんなで肉食べよう
そんなこと、
出来ないの解ってるけど
虚ろなじいを少しでも励ましたかった