先月27日。今年も、ギリギリセーフで
じいと菊人形祭りに行ってこれました!
めっちゃ秋晴れの、
でも、風は強くてベレー帽が飛ばされそうな、
それでもお日様の下を歩いて見て回ることが出来ました(*^^*)
私達二人を眺めていた見知らぬご年配のおばさまが、
「よかったですね〜〜」と
まるで何もかも解ってくれてるような優しい笑顔で挨拶してくれて、
それが凄く嬉しくて、嬉しくて・・・
ほんまに、
私のエゴじゃなく
じいも楽しんでくれたのかな、と
美味しい物もなんも食べれないから菊ばかりを眺めて歩く。
久々の外のお散歩
でも、明らかに身体は弱ってきてるから、
車イスに響く振動が腰に来るんよな
一時間半予定にゆっくりゆっくり歩いたけど、やっぱ一時間が限界になったね
でもな、更にこの後、
病院でペグ交換もあって、またまた長い時間待たされることになったん(汗)
ごめんなぁ
この日しか無かったから
でも、じいは文句言うでもなく黙って我慢してるん
偉いなぁ
ペグ交換自体はすぐに終わって、お腹も綺麗ですねと誉められたよ
良かったー
ひとつ前のおばあさんは、そりゃ大変そうやった
じい、痛い思いしたのにお礼も忘れんと言うし
付き添ってても誇らしいわ
ありがとう。
そういや何年か前、
じいは、やたら謝ってばかりいた時があった
まるで全て諦めてしまった脱け殻のように
「はい、わかりました、すいません」
「お世話かけます、すいません」って
その他人行儀な言葉が、悲しくなった。切なかった
だから私は話した
「じい、すいませんやなくて、ありがとうって言ってほしいよ」と
謝られると悲しくなるよって
それから、
じいは少しずつ謝らずありがとうって言うようになった
家族だけでなくスタッフにも。
元々気ぃつかいしぃのお人好しやったもんね
たまに傷の頑固さだけ無くなってしもたようで
動けなくなったから、
食べれなくなったから
全て介護無しでは出来ない体になってしまったから
諦めて受け入れて
それでも悲しいはずなのに
時折顔を出す認知症はとても可愛くて
そう、可愛く感じるんよ
なんでやろね
オムツ交換もお互い自然体で出来るようになったね
でも、
ひとつだけ、じいの前では飲み食いはしたくない
テレビと生で見るのとじゃ違うよね
余計な悲しさは思い出させたくないから
だから、菊人形祭りの時も、私も何も飲まず食わずで自宅まで帰ったよ
今日、その時の写真を印刷して持っていったら、じい覚えていたわ
良かった
また、どこか行けるとええねぇ近くで、のんびりと。
冬は寒いから春やね
まだまだやなあ〜〜がんばろうなあ〜
