ようやく、みーさんの後遺症に対する書類を仕上げました(遅!)
中だるみで 暫く私が全然やる気(書類を書く気力)が起きなかったから(汗)
でも、さすがにもう仕上げないとね(^^;)
その書類に書くことは 今のみーさんの現状報告です。
事故前と今の違いについて 事細かくアンケート式に記入し
追記として 前と後の詳細を書かなくてはいけません。
今の状態は以前
ここで書きましたが
更に、家族の記入項目 約50項目! と、詳しい説明文。
それに今現在の施設での意見書。(書き込み項目36個+具体的教示)と
介護保険被保険者証のコピー。
そして、事故当時に診察してくれた担当医の所見(下記記載)
それらを保険担当者へ送ります。遅れてスミマセンです
ちなみにこの↑方は、前に話した保険についてお世話をしてくださる方で
本来の保険屋さんではないです。仲裁さん?ですね(感謝)
参考までに。医師の所見です
<頭部外傷後の意識障害について>
1,意識障害の有無と推移
初診時の意識障害あり。
(JCS:200 GCS:E1+V1+M3=5)
意識レベルの推移
11/9 8:20 JCS 200 E1 V1 M3 計 5
11/9 9:30 20 3 5 5 13
17:00 20〜30 2〜3 1 2 5〜6
11/10 20 3 2 2 7
11/13 20 3 2 2 7
レベルの見方は
コチラ参照
簡単な命令に応じるようになったのは : H18年11/20頃
2,外傷後健忘(PTA)(本人が覚えていない期間)の長さ : 不明
3,所見についての特記
入院直後 一過性に意識レベル上昇するが、その後は脳腫脹とともに 一週間ほど悪化傾向となった。
最終的に 高度高次脳機能障害が残存している。
@この一番最後の言葉が一番大事なのよね。
(でも、なんか 書き忘れたような感じで隅っこに書いてあるし〜(汗)
脳が腫れることで 更に脳細胞が壊されて それがもやもやと雲がかかったようにMRIで確認できるんです。
(CTではこれは見えません。だからMRIの無い時代の患者はこの障害が発見されなくて 結果、後遺症が無い。と診断されてしまってたそうです。)
そして、私が書いた日常生活状況報告。
ほとんどが 大部分介助 と 全面介助 と 不能か当てはまらない
だってさぁ 動けないって書いているのに洗濯は出来ますか?とか
携帯は使えますか?とか、 オイオイって感じ〜〜
介助以前の問題でしょ?(^^;)
レンタルの返却は出来ますか?ってのもあったわ(笑)
あ、でも、問題行動の欄はほとんど無しでした。
だって、暴れることも暴言も和を乱すことも何もないんですもん。
ていうか、それすら出来ない? 訴えることが出来ないからね
それから私の追記です。
ちょい長くなりますが もし、興味のある方は読んでみてください。
**********************************************************************
<事故前の生活状態>
多少 年相応の腰痛や高血圧などがありましたが、至って健康で、パートの仕事や田畑の作業も それが生き甲斐のように毎日働いていました。
自宅では一人暮らしです。生活全般何不自由なく、車も運転し、買い物も全て自分でできていました。
ごく普通に1人で生活出来ていました。
<事故後の状態>
脳挫傷による、びらん性脳軸索損傷を負い、それによる全身に麻痺(特に右半身)更に高次脳機能障害が著しく残っている状態。
日常生活の上で ほとんどが介助無しでは出来ない。全介助あり。
ベッド上での寝返りも、起きあがることも、座位を保つことも出来ない。
高次脳機能障害による見当識障害が強く、他にも遂行機能障害・注意障害・失行症など物事をきちんと見極めたり、考えることが出来ない。
例えば、腕や足を動かすにも、頭で思ったことを動作につなげることが出来ず、体が硬直してしまう。
起きるためには腕をどう持って行き、足をどう動かして良いのかが解らない。力はあっても、やり方が解らない。考えれば考えるほど解らなくなる。
昨日の事はもちろん、数分前の事も覚えていられず その場その場での自分が抱いたイメージが あたかもその場で有ったことのように思う。
例、 数分前にトイレに行っていても、忘れてしまうので また連れて行って欲しい。と言ったり 誰も来ていないのに、その時思い浮かんだ人があたかもさっき来ていたかのように話したりする。
昔の事や 今まで自分がしていた仕事(田畑)の事は体が覚えているので大体話すことが出来るが 一つ一つの事柄を思いだそうとすると季節や物の単語などが出てこなかったり混乱してしまう。
現在、ほぼ車椅子かベッド生活で、座っている時間は1時間〜2時間が限度。その間も体が傾いてきたり硬直してきたりする。
食事は現在はミキサー食。
歯を食いしばる事も口をふさぐことも困難で、ただ飲み込むだけ。
口を大きく開けたり閉じたりすることが出来ない。
舌の動きも鈍く、少量がなかなか飲み込むことが出来ない。
入れ歯をしているが、口に力が入らない為すぐに外れてきてしまう。
嚥下状態も日々低下してきて、言葉も無意識になら話すことも出来るが、いざ、頭で考えて話そうとすると、解らなくなる。
高次脳機能障害により、何故今自分がこんな体になったのか?何処にいるのか?何をすればいいのか?が解らず、リハビリも言われるからしてるだけで、それらを覚えていて自分からすることが出来ない。
例、 今自分の居るところが施設ではなく、何処かの温泉であったり、病院であったり、農協であったりする。いつも、家族が面会に来ても自分だけ置き去りにされると思ってしまう。一緒に連れて帰って欲しいと言われる
本人にしたら、毎日がもやもやと訳のわからない状態で 知らぬ間に体が動かなくなった。という繰り返し。
この障害は 傍目からは解りにくく、一見普通に見えるが実際はとても困難な障害です。普通にただ脳疾患であるなら、自分で考えて心で思い、頑張ってリハビリをしたり、毎日の事を多少なりとも覚えていられるので励みにもなりますが、高次脳機能障害は脳で記憶をすることが出来ないので、毎日が初めてで、いつも昨日のことが数年前の事のように思ってしまう。
例、 いつまでも孫の年齢が数年前(子供のまま)だったりする。
それでも体が動かないという事実だけは重くのしかかり、自虐的になったり落ち込んで食がなくなったり、不安が大きく膨れたりする。
近々 脳障害専門心療科で診察予定。現在抗うつ剤服用。
この状態で現在週に2回、リハビリをお願いして とにかく体を少しでもほぐし、立つ力を維持(ガッシリ介助付きで)できるよう 口を動かす事が出来るよう 少しでも現状維持出来るよう目標立てて頑張っていますが、福井には、高次脳機能障害支援がまだ普及されてないため、まだまだ関係機関でも理解が薄く、解って貰えないのが実情です。
国はようやく 平成18年度から施行された『障害者自立支援法』で、
地域における相談支援体制の整備としておこなわれる「都道府県相談支援体制整備事業(第78条)」の中での『高次脳機能障害者支援普及事業』を位置づけたところです。
今後、高次脳機能障害のリハビリを受けられる施設が一つでも多く増え、そこで障害を持った人が1人でも多く受けられるよう願っています。
**********************************************************************
とまぁ かなりの長文なので、用紙には書けなくて(^^;)
別紙に印刷して添えることにしました。(書ききれない場合はそうしてくださいって書いてあったので)
ちなみに、参考までに↓書いておきますね
高次脳機能障害のリハビリ施設
【地方支援拠点機関等一覧】
北海道・札幌市 北海道大学医学部附属病院
宮城県 東北厚生年金病院
埼玉県 埼玉県総合リハビリテーションセンター
千葉県 千葉県千葉リハビリテーションセンター
神奈川県 神奈川県総合リハビリテーションセンター
神奈川県 神奈川県総合リハビリテーションセンター
岐阜県 木沢記念病院
三重県 三重県身体障害者総合福祉センター
大阪府 大阪府立身体障害者福祉センター
岡山県 川崎医科大学医学部附属病院
広島県 広島県立身体障害者リハビリテーションセンター
福岡県・北九州市・福岡市 産業医科大学病院
名古屋市 名古屋市総合リハビリテーションセンター
国リハ 国立身体障害者リハビリテーションセンター
こういう施設が 本当にもっともっとできて欲しいです。
今日も応援ありがとう!

貴方のワンポチに感謝です
おまけぇ〜

これ、書き終えてくまっち見たらぁぁ〜〜〜
こんな事言ってるし!(≧▽≦)ぶは!
マジそうだわぁ 気力だねぇ♪
今日も一杯勉強させてもらいました!(笑)
ありがとう