私の父親(じぃ)は週3回 ディサービスにいっている
そのうち2回行ってる施設は 母親(ばぁ)も行っていた所なんだけど
その施設が最近・・・いや かなり前から?
ちょっと変だと言う(嫁・Eちゃん談)
ばぁと一緒に行ってた時は かなり?まだじぃも頑張らなきゃ!意識があって
足も腰も今より元気だった
でも、ばぁがいなくなってから 急激に弱って今では歩行も困難
そんな状態でのディ通いになったんだけど・・・
Eちゃんはとても良くしてくれて 施設とも以前から交換ノート?を書いてくれている
これはばぁの時からの継続なんだけどね
そのノートに この頃してもないのに?してあるように書いてあったり
例えば 今日もお風呂に入りました。 とか?
実際は入ってないのに・・・
そりゃ最近のじぃは物忘れも激しいけど、風呂に入ったかどうかくらいは?
ちゃんと覚えている。そこまで認知症は進んではいない。
それに着替えとかタオルを見れば一目瞭然
にも関わらず違うことが書いてある
こちらはノートを信じているわけで?
唯一 お互いの情報を伝える手段なのに?
でも、こんな事もあるかなぁ と胸に納めていたらしい
ところが先日。
我慢できないことが起きた
それは、ディでの遠足のこと
何日も前から予定を聞かされて楽しみにしていた紙漉場の見学と体験遠足
ここはばぁとも行った事もあって 懐かしそうに楽しみにしてたんだよ
でも、足が弱り車椅子でしか動けなくなったから迷っていた所を
Eちゃんが 「私がちゃんと!車椅子介助付でお願いするから!」と
そう言って じぃを励ましてくれた
実際 何回も何回も念を押すように施設の人にお願いしてくれた
にも関わらず?
当日の朝・・・お迎えがきて?
E「今日はヨロシクお願いします♪」
介「はい、わかりました。○○さん疲れたら言ってねぇ頑張ろうね」と
E「は?疲れたら・・・あのぉ今日は車椅子でお願いしてるんですけど・・・」
介「・・・・・・・」
この時 なんか不安がよぎって聞き返したのだけど?
ヘルパーさんは何も言わずさっさと車に乗り込んで行ってしまったとか
そして嫌な予感は的中した
じぃが帰宅してきて・・・・
E「おかえり〜♪楽しかったかぁ?」と話しかけても
なにやら元気がない。
それどころか・・・
じ「もう 団体行動での行事事は参加したくない」と?
えぇ〜〜〜!? なにが起きた??? とビックリ!
よくよく聞いてみたら・・・
なんと、確かに車椅子は用意してあったが
誰も介助者がついてくれなかったと。
だから一人 車椅子を手を回しながら見学していたそうな
だから当然つかれてしまって せっかく参加費を払っていた体験もする元気が無くなったと言うのだ
それどころか 疲れて一人 ぽつんと椅子に座っていても誰も声すらかけてくれなかったと・・・
凄く寂しかった・・・・・と
あんなに楽しみにしていたのに
ばぁとの思い出の場所で 介助さんとも話しもしたかっただろうに
その話を聞いて 当然のごとくEちゃんは怒りを覚えた! と
だって、あんなにお願いしておいたのに?なぜ?
元気な体ならいいけど、そうじゃない人が利用する施設ではないのか?
普段のリハビリなら 多少の運動も頑張ってほしいけど
でも、遠足とかリクレーションはまた違うのではないのか?
Eちゃんは すぐ、懇意にしてくれてるケアマネさんに電話をした
自分の考えは間違っているのでしょうか? と
お願いしたことをしてくれない。してないことをしたように言う。
今までの分も全て うち明けた。
すると・・・どうも他にも色々と聞いているらしい
最近の施設でのやり方に苦情も届いてるいる、と
一度きちんと話してみるね と言ってくれた
そして次の日・・・
その施設の上の人が挨拶に訪れた
申し訳ありませんでした・・・と頭を下げにきたそうだ
じぃは始終恐縮して 申し訳なさそうにしていたそうだが
でも、言わなきゃいけないことは言うべきだ
Eちゃんから私に 言わない方が良かったかな どう思う?
と聞かれたとき 私も言うべきだ と答えた
だって、今回は私の家族に対してだったけど、
これから また他の利用者さんに対して同じようなことが起きたら
きっとその家族は悲しい思いをすると思うから
確かに介助は大変な仕事だ
それは十分に解っている。
でも、解りました。と引き受けてくれたことはきちんと責任を持って行って欲しいと思う
たかが遠足 されど遠足!!なのだ
普段 不自由な生活をしている者がどれほど楽しみにしているか?
そして、それを利用させてもらう家族はどれほど期待しているか?
笑顔が出ることを、 喜んで帰ってくることを
一つまた楽しみができて 毎日に張りを持ってくれることを願っている。
それともこれは過大期待なのだろうか?
私達のようなハンディキャップを抱えた家族は利用させてもらうだけでもありがたいと 多少のことは我慢しなくてはいけないのか?
利用人数が多いから
介助側が足りないから ゆとりが足りなくなっている?
ついつい目の届かぬことが起きたり 馴れ合いのなかでの甘えも出てくる
一人一人に目をかけることは難しいよね
でも、確かに大人だけど、ハンディを持った者は自由に動けない事を情けなく思い
その分 寂しがりやになっていく
心に重い物を抱えてしまう・・・
だからこそ 同じ境遇の中でのこういう催しや施設活動は励みになるべきなのに
母親の時からの付き合いだけど
それがかえって 馴れ合いになってしまってたのかなぁ
このくらいは・・・・と
その父親は 昨日 嫌々ながらディに行った
自分は何も悪いことしてないんだから気にしないで!と言われても
やっぱり気まずいよね
そんなじぃを励ますかのように
Eちゃんは今日 お墓参りとランチにじぃを連れて行ってくれたさ
少し遅めの誕生日祝だと言って・・・
そこは以前 ばぁと一緒にディナー食を食べたホテル
ばぁはミキサー食だったけど 懇意にもてなしてくれた場所
そこで 涙ながらに思い出話をしながら・・・
とても喜んで帰ってきた
ありがとう! 言い尽くせない感謝の気持ちだよ
本当に 本当に ありがとう